カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

Bon Voyage

おろしや国一週間(17)2018年12月18日 サンクトペテルブルクその6

ペテルブルク発祥の地へ 18世紀の大北方戦争においてピョートル一世が宿敵カール十二世率いるスウェーデン軍への備えとしてネヴァ川河口に築いたペトロパヴロフスク要塞がサンクトペテルブルクの街の始まり。現在はロマノフ王朝の霊廟となっているペトロ・パ…

おろしや国一週間(16)2018年12月18日 サンクトペテルブルクその5

ピロシキ食べたらドストエフスキーさん家に行こう ピロシコバヤでブランチの後はゆるゆるとドストエフスキーが生前住んでいたアパートへ歩く。 文豪ドストエフスキーが生前居住していたアパート*1がそのまま博物館になっている。 徒歩ルートはこんな感じ、ち…

おろしや国一週間(15)2016年12月17日 サンクトペテルブルクその4

エカテリーナ宮殿へは現地ツアーに申し込むのがおすすめ パリを訪れた旅行者が日帰りでヴェルサイユまで足を延ばすのと同様、ペテルブルクへの旅行者が何はさておき訪れるのがエカテリーナ宮殿。鉄道駅は通っていないのでバスに乗っていくことになるが、コス…

おろしや国一週間(14)2018年12月18日 サンクトペテルブルクその3

ピロシキ専門店でランチ ロシア料理といえばボルシチとピロシキ、あと知らない。という非グルメな自分でも足を運ぶ気になるのがカジュアルなピロシキ専門店、その名もピロシコバヤ。 ガイドブックにも必ず載っている程の有名店で、地下鉄駅でいえば一番線プ…

おろしや国一週間(13)2018年12月17日 サンクトペテルブルクその2

クリスマスイルミネーションで彩られた街並み スパース・ナ・クラヴィー教会の見どころは足元 サンクトペテルブルクはモスクワほど大きい街ではないので見どころは比較的コンパクトに纏まっている。市の中心部にあって一番手軽に訪れやすい見どころはスパー…

おろしや国一週間(12)2018年12月16日 サンクトペテルブルクその1

シェレメーチエヴォでは余裕を持った乗り換えスケジュールを! 成田から10時間のフライトを経てモスクワのシェレメーチエヴォ空港に到着するのは現地時間17時35分、70分後発の国内線に乗り換えて2時間強でサンクトペテルブルクに到着するタイトなスケジュー…

おろしや国一週間(12)2018年12月16日 サンクトペテルブルクその1

以前の首都であり歴史的建造物が多いことからサンクトペテルブルク(セントピーターズバーグ)についてしばしば東京に対する京都のようにイメージしている方も多いと思うが、18世紀初めのスウェーデンとの大北方戦争のためにピョートル一世がネヴァ川河口に…

再び北で骨休め

前回の休暇のメモがサンクトペテルブルクの直前で途絶えてから(飽きっぽいんだこれが)、気が付けば丸二年。二年ぶりの夏休みは諸々の事情によりまた同じところを訪れることとなったので、帰国してから2016年と2018年を行ったり来たりしながら備忘録の続き…

はてブロにお引越し

Bloggerから引っ越しました 少しばかり面倒くさかったものの無事引越し完了。教訓、FC2は使えない。笑

おろしや国一週間(12)サンクトペテルブルクその1:下町の安宿

ペトロザボーツク18時発ーサンクトペテルブルク22時55分着のロシア国鉄のEチケットペトロザボーツクを消化不良のまま後にして到着したサンクトペテルブルクには帰りの飛行機が発つまでの三日を滞在し、じっくり腰を落ち着けてみて回ることにする。前日の夜に…

おろしや国一週間(11)12月13日 ペトロザボーツクーサンクトペテルブルク

カレリアホテルのレストランにどっかと腰を据えて飲んだり食べたり画像のチェックしたりBooking.comで今晩の宿探しなどしているうちに外はすっかり暗くなり、今晩の目的地であるサンクトペテルブルク行き特急の出発時間が迫ってきた。預けてある荷物を引き取…

おろしや国一週間(10)12月13日 ペトロザボーツクその3

日本で二番目に高い山は北岳。 日本で二番目に長い川は利根川。 日本で二番目に広い都道府県は岩手県。 日本で二番目に広い湖は霞ヶ浦。 ナンバー1はみんな知っていても意外に知らないのがナンバー2、順位の差は一つだけなのにこの扱いの差はなんだろう。 …

おろしや国一週間(9)12月13日 ペトロザボーツクその2 a walk on the lake

キジ島行きの予定はあえなく白紙となり、さてこの街を発つ夜までどうやって時間をつぶすか。カレリアホテルを出るととりあえず街の中心部に向かって歩き始める。夢の中で見たようなシュールな風景が広がる静かに佇む遊具が物悲しい極寒の地を染める美しい朝…

おろしや国一週間(8)12月13日 ペトロザボーツクその1 Wo, Wo is stupid

モスクワからの夜行列車は時刻通りにカレリア共和国の首都ペトロザボーツクに到着。列車から降りるなり摂氏マイナス18度の外気で手荒い歓迎を受ける。低温下ではバッテリ消耗が激しい。下車前にiPhoneを充電出迎えの子供たち星をいただく尖塔がペトロザボー…

おろしや国一週間(7)12月12日 ペトロザヴォーツク行夜行列車

帰宅途中に目にしたツイッターのタイムラインで知ったサンクトペテルブルグのテロ。どこであれこれまで一度でも訪れた国や町には少しは思い入れがあるし、そこが戦争で荒廃したり悲惨なテロの舞台となったことを耳にするのはやりきれない。およそ三か月前に…

おろしや国一週間(6)12月12日 土産を買いにアルバート通りへ

月に照らされたクレムリンを後にすると次はガイドブックによると「モスクワの渋谷」であるというアルバート通り方面へ向かう。 モスクワの渋谷。本当か? クレムリンを背にまっすぐ西に向かいノーヴィ・アルバート通りを歩くと右手にドム・クヌーギ。フランス…

おろしや国一週間(5)12月12日 駆け足で二度目のクレムリン

失意を抱えドルゴプルドニからモスクワに戻ると冬の太陽は既に大きく西に傾いている。最後の日がもうすぐ終わることに焦りつつクレムリンに直行。チケットを購入して内部に入ると駆け足で正教の寺院を回る。入口のスパスカヤ塔をくぐると、右手に6000人収容…

ひさびさのグラツー

20年前のバックナンバー 西へ。

おろしや国一週間(4)12月12日 仮想通貨でお昼を食べよう

前置き そもそも仮想通貨とは何かという話は長くなるので置いておくが、仮想通貨の既存通貨に対するプラクティカルな優位性は大雑把に言って 1管理運用コストが格安 2両替不要(広義で前項に含まれる) 3送金タイムラグなしあたりに集約される。1・2・3…

おろしや国一週間(3)12月11日 赤の広場でクレープを食べる

一夜明けて小雪舞う曇りのモスクワ。とりあえずは赤の広場へマヤコフスキーと北京ホテル、遠方にクレムリン今の子供たちは知らないかもしれないが、我々団塊ジュニア世代が子供の頃に世界は西側諸国=資本主義国と東側諸国=共産主義国の二つに分かれていて…

バックパッカーからフラッシュパッカーへ

バックパックこそ背負っていなかった(当時はショルダーバッグメイン)ものの、若い頃の旅のスタイルはほぼバックパッカーのそれに等しかった。費用節約の為に夜行列車を多用(もちろん三等)し、移動は出来るだけ徒歩。交通機関に複数の選択肢があれば躊躇…

おろしや国一週間(1)ビザを取る

日本のパスポートが高値で取引されている(らしい)のは、それさえあれば世界中の大体の国へはビザなしで渡航できてしまうから。使い勝手が極めていいのだ。当たり前のようで当たり前でないこの事実は、日本という国の国力と長い間かけて培った国際的な信義…

実用的おろしや国紀行(序)

ウェブログとただの日記帳との違いは実用性の有無にある。有名人がアメブロあたりでよく書いている、やたらと改行だけ多くて内容は何にもないしょーもない取り留めもない日記。あれに価値があるのはその有名人の存在自体に価値があるから。あれ食った、これ…

おそろしや国通信

(ピーッザッザッ)えーこちらペトロザボーツクのオネガ湖畔でs(ザーッ)えー冬は湖が凍るので港は閉鎖でキジ島には行けないそうです確かに湖カッチカチやがな湖カッチカチやがな大事なことなので二度言いまし(ザザッ)仕方ないから湖上を散策しましてェー列車が…

おろしや国へ

今日から遅い夏休みで初の訪露。モスクワの本日は最高マイナス2度最低マイナス10度と幾分暖かい。キジ島に向けて出立する月曜は最高最低ともそれぞれ10度も低下する見込みというから恐ろしい。おろしや国はおそろしや国今回より旅の相棒となるメインバッグ(…

雨男の災難

ああああ何で予定日に合わせて終日雨になってるんだ!雨が入ってくるんだよこの車は!雨の中一晩停めたら水没するんだよこの車は!行先変更!宿キャンセル!キャンセル料100%!涙!

冬のグランドツーリング

徳大寺有恒の持ち味はエッセイにあり。これも面白い 波蘭の旅から二年、今年の冬もまた休暇を取得して旅に出たかったのだが諸々の事情で冬休み取得は叶わず。まあ環境が変わったばかりでいきなり長期休暇を取得するのも、今後の自分の立場への影響を考えれば…

東北GT(6)米沢未着で完

次の目的地の上杉神社と上杉家廟所がある米沢へは遠野から約270km。高速道を乗り継いで約4時間の道程だが、東京からむつまでを一日で走破した身には最早どうという事のない距離。一気に走り抜いて…走り抜く筈が思わぬところで頓挫。東北道を走る事二時間余り…

東北GT(5)遠野2

バケツをひっくり返したような大雨に見舞われたのは呼ばれ石の祟りか、翌朝になっても雨の勢いは衰えず。この日の宿の駐車場が屋根つきであったのは全くの偶然だが思わぬ僥倖。後付のハードトップは上から横から容易に雨が浸入するので、青空駐車であったな…

東北GT(4)遠野1

カミ(神ではない)の存在は信じていても妖怪は御伽噺の中だけの存在と決めつける人が多いのはなぜだろう。天狗が山のカミでもあると同時に妖怪でもあるように、また河童が妖怪であると同時に川のカミでもあるように、突き詰めて考えればいずれも超自然的な…