カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

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「土の家」を厳しく糾弾しているブログを読む。

内容はとにかく長い(笑)。
長いのだが、読み進めるうちに単なるいちゃもんやケチづけといったレベルではない事に気づく。
素人でも言われてみれば確かにそうだと思える真っ当な疑問ばかりだ。
これは…もしかしてとてもヤバいのではないだろうか。

何より解せないのが、「建築家」がこの内容について、今に至るまで何一つ反駁せずに黙殺を決め込んでいるところ。
どうやら知らない訳でもないらしいのに。

例えば我が家について、いや我が家に限らずS氏の設計した家について、誰かがこれ程の中傷を行なったとしたら。
S氏は必ず反駁するだろう。直接対決するかどうかは分からないが、その中傷を否定するだけのエビデンスを自身のコンテンツなりブログなりに提示する筈だ。
それは保身の為ではなく、施主の為に。施主の不安を払拭する為に。施主が安心して住み続ける事が出来るように。
それが「中傷」であるならば。

騒いでるのは素人だから、相手にしない。クレーマーなど取り合う価値もない。
自分だけの問題ならばそれでもいい。
しかしそこに住む施主の気持ちを考えれば、そう言って終わらせる訳にはいかないのではないだろうか。

「建築家」にはこの数々の疑念をあっさりと論破して欲しい。
素人の浅知恵では思いもよらないような目が覚めるような反駁をして、この「いやな感じ」を拭い去って欲しいのだ。
それでなくては「土は未来」という言葉を信じる事など出来はしない。
せめてこの建築家に命を預けてくれた(自分がその中に住む家づくりを任せることは自らの命を任せることに等しい)施主だけにはきちんと説明してくれている事を願うばかりだ。