今年も巡ってきた納税の季節。
いつものように自動車税納付書が届く…が。
あれ。排気量2000cc以下の自動車税は39,500円の筈では。
理由はこれ。
新規登録から13年を超えた車両は一割増の税金が課せられる。
その理由は、一言で言えば「古い車の排ガスは環境に悪いから」。
『環境に悪い車に乗っているのだから(懲罰的な)重課税の対象とします』
『それが嫌なら環境に優しい新車に買い換えなさい』
『環境に悪い車に乗っているのだから(懲罰的な)重課税の対象とします』
『それが嫌なら環境に優しい新車に買い換えなさい』
という事なのだろうが、まあこんな子供騙しがまかりとおる社会ってどうなんだろう。
少しばかり古い排ガス基準の車を大事に乗り続けるのと、10万点もの工業部品からなる自動車を一台作るのと、どちらが環境に悪い行為なのか。
小学生でも分かるこの簡単な理屈が、我が国のエリート中のエリートたる財務官僚の頭脳で分からない筈がない。ではなぜ分からないふりをして馬鹿げた税制改悪を行ったのか。そうした方が新車が売れるからに決まっている。エコ?なにそれ?おいしいの?
古いものを大事に使い続ける事が罪とみなされる社会。
お為ごかしを一皮剥けば商売商売。この国の「エコ政策」なんて所詮その程度。
お為ごかしを一皮剥けば商売商売。この国の「エコ政策」なんて所詮その程度。