カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

飴色の家

日大の危機管理学部って何の冗談ですか。

珍しく時事ネタから入るが、一連の騒動で一番の被害者となるのは同学部の学生に違いない*1。これから就活に臨んで面接で「大学では危機管理学を学びました」なんて言ったところで、全く危機管理が出来ていない大学で学ぶ危機管理学なぞに何の説得力があるというのか、そんなものはカナヅチのコーチに水泳を教わりましたというのと同じくらい眉唾な評価しか受けられまい。

来春の就活シーズン、同学部の学生は何回となく「ほおー危機管理学をねえ。じゃ母校の危機管理について分析してみてくれる?」とニヤニヤしながら面接官に突っ込まれ答えに窮するのに違いないのだ。

自分が面接官なら間違いなくそうする。笑

 

閑話休題

去る四月上旬の週末のこと、家主のらっきょさんご夫婦のご厚意により、satosatoのTさんご家族と共にお二人の住まい「風樂坊」にご招待いただく機会を得た。勿論S氏の紹介によるものだ。

 

これまでS氏に誘われるままS氏が手掛けた数多の家々を訪問してきたが、思えばそれらの全ては我が家の後に出来た家。S氏が手掛け、且つ我が家より先に完成した家づくりの先輩宅を訪ねるのはこれが初めての機会。築八年の我が家に先駆けること二年前に完成した風樂房は十年の月日を経て、長年連れ添ったご夫婦に相応しく、柔らかな電球色の照明の中で杉の床板も壁も柱も調度品も全てが違和感なく飴色に溶け込んだ心地よい空間がそこにあった。さすがは先輩。

 

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詳しくはS氏のブログを。

 

ご夫婦の趣味と相俟って家全体から漂う欧州のような雰囲気に倣えばヒュッゲな空間の中で国内では手に入らないスイス製卓上グリルで揚げられた絶品のソーセージとチーズをいただき、

 

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締めは珈琲職人と化したS氏が提供した煎りたての珈琲。

 

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S氏の施主に共通する屈託のなさはらっきょさんご夫婦も例外ではなく、とても素敵な夜を過ごさせていただいた。ご馳走様でした

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あとS氏が取り上げないであろう隠れた見どころを一つ挙げると、らっきょさんの愛車が履いているなかなかすごい扁平タイヤ。うん、なかなか凄い。GTRならともかくこんなの履いてるファミリーカーは滅多に見ないかもね。相当走り込む方と見た

  

 

*1:きつい批判に晒されるフェニックスのメンバーも被害者には違いないが、彼らはまあ連帯責任というか広い意味で自業自得といえなくもない