カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

おろしや国一週間(12)2018年12月16日 サンクトペテルブルクその1

シェレメーチエヴォでは余裕を持った乗り換えスケジュールを!

成田から10時間のフライトを経てモスクワのシェレメーチエヴォ空港に到着するのは現地時間17時35分、70分後発の国内線に乗り換えて2時間強でサンクトペテルブルクに到着するタイトなスケジュールを組んだがやはり無理があったという話。

まず現地到着時間からしてやや遅れ、降機した時点で残り時間は40分。羽田空港であったなら乗り換えには十分な時間だろうが、シェレメーチエヴォ空港の国内線ターミナルEまでは遠い遠いひたすら遠い、同じ空港名を名乗って欲しくないほど遠い。どれくらい遠いかと言えばターミナル内を歩くこと15分で専用モノレール発着駅に到着、乗ること10分で下車してからもゲートまでまた5分歩く。最短でも30分、構造も職員もお世辞にもカスタマーフレンドリーとは言えないシェレメーチエヴォ空港で、国際線から国内線に乗り継ぐのに初見でこの最短コースを脇目も降らずスタスタ辿れる人などまずいまい。

ということで人生初の飛行機乗り遅れという旅慣れテーラーにあるまじき大失態を演じ、3時間後の後続便チケットを買い直す羽目に。初めから乗り換え4時間のこの便にしておけば良かった。

市内までの移動はバスがおすすめ

大抵の国際空港からは市内までアクセスする直行列車が乗り入れているものだが、サンクトペテルブルクのプルコヴァ空港にはそのインフラはない。なのでвыход*1とExitが併記されている出口を出たら声を掛けてくる白タクの運ちゃんには目をくれず、真っ直ぐ正面に止まっている市の中心部行きバスに乗り込む。両替しなくてもバスには車掌が乗っていてクレカ決済OKなので、わざわざ空港内の両替所で余計な時間を使うことはない。50ルーブルだったか65ルーブル(1ルーブルは1.8円程度)だったか忘れたが、いずれにしても白タクなら5000円ほどは吹っ掛けられる(らしい)ことを思えば格安。30分ほどの道程で途中何か所か停車するが、とりあえず終点まで乗っていればOK。あとは最寄りの地下鉄駅に乗ってホテルまで移動。

 

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夜明けの冬宮と

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夜明けのネフスキープロスペクト(大通り)。夜明けといっても朝9時でまだこれくらい


 

*1:入口がвходで出口がвыход、英語併記がない施設も少なくないのでとりあえずBから始まる単語がついているドアがあったら入口か出口と思っておけばいい