カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

漆喰左官(4)リターンマッチ

再度準備を整えて迎えた次の週末。再度シーラーを塗布すると杉並Rの見学会へ。帰宅すると早速作業に取り掛かる。今度は開封した漆喰をいきなり鏝板に盛らず、100均で買ってきた柄杓を突っ込んで練って練って練る。少量の水を加え、さらに練って練って練る。…

漆喰左官(3)カラーチェンジ

再施工用に改めて取り寄せた漆喰は一階用に12kg、二階用に20kg。前回は8kgと10kgでいずれも3-4割を残してなくなってしまったので、今回はこれだけあれば間に合う筈。そして二階は塗り直すついでに色を「薄墨」から「鈍色」へとチェンジ。ショールームにまで…

ホテルライクより老舗旅館ライク

最近やたらと目に付く「ホテルライクなインテリア」という謳い文句。大抵は「憧れの」という枕詞がついていたりする。そうなのか。憧れなのか。ホテルライクなインテリア。知ってるよ。壁には白い瀟洒な柄の壁紙とウェンゲの合板、洗面所にはキラキラしたモ…

漆喰左官(2)敗因分析と対策

壁紙貼りに失敗したなら剥がして貼り直せばいいし、板金塗装に失敗したなら剥離してやり直せばいい。しかし一度塗った左官壁は剥がす訳にはいかないので、リカバリ手段は上から塗り重ねる以外に選択の余地はない(最終手段として壁そのものを作り直す、或い…

漆喰左官(1)初戦敗退

漆喰と下地シーラー、鏝に鏝板が揃った十月の三連休に壁塗りを実施。まず家具をどかして養生を行い、現在の漆喰壁にシーラーを塗布して下地を整える……そういえばローラー塗りを行った際にはシーラーを塗らずいきなり漆喰を塗り付けていた。シーラーは食いつ…

謎が謎を呼ぶ現場

先日のエントリで書いた帰宅途中の工事現場はその後どうなったのか。8月、灼熱の太陽のもと着工したビル建築工事は始まったその途端に何から何まで仕様が変更となり、9月、秋の陽射しに照らされた現場は続行しているのかしないのか、10月、気が付けば建築計…

一階の壁も左官

徳大寺有恒氏死去。中年以降の年代で氏に影響を受けた男性は相当数いるだろうが、自分のクルマ趣味というか自動車観においても福野に次いで大きな影響を受けた人物だったといえる。自動車がすっかり白物家電化してしまった現代においては、氏のように車をも…

壁の色を変えてみよう

我が家の内壁には全て漆喰を塗った。とはいえ、ローラー施工のお手軽漆喰。何しろ引渡しから入居まで与えられた工事期間は四日間、とにかく時間がないので難易度が低く作業性が良いローラー以外の選択肢はなかった。ローラーで塗れる漆喰だからニセモノだと…