カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

2020-01-01から1年間の記事一覧

11年目のリニューアル(7)洗面周り⑥貼りながら取り外し、貼りながら取り付け

タイル貼りの歴史のおさらい タイル貼りは四回目で三か所目。 一回目は10年前、竣工そこそこに取り組んだキッチン。目地幅は10㎜ houseforone.seesaa.net 二回目は玄関タイル、目地幅5㎜。3㎜の予定が誤差が出て5㎜ casaegoista.hatenablog.jp 三回目も玄関…

11年目のリニューアル(6)洗面周り⑤男のロマンのミラーキャビネット

当初はA3サイズ程度のスペースに数枚のタイルを貼るだけのマイナーチェンジのつもりから思いもかけないフルモデルチェンジにまで構想が広がってしまった今回の工事、洗面ボウルと水栓の他に関係するのは照明とミラーキャビネット。 照明は納得のいくものに交…

11年目のリニューアル(5)洗面周り④水栓も更新

前回のエントリでS氏にお任せとしたのは換気扇と洗面台の二つと書いたが、厳密には三つある。洗面台水栓もそうだった。その洗面台水栓はシンプルな洗面ボウルによく似あうシンプルな水栓。シンプルとしかいいようのない、何の変哲もない水栓。 コメントしよ…

11年目のリニューアル(4)洗面周り③洗面ボウル再考

タイルを貼るにあたっては、当然ながら洗面台もミラーキャビネットも壁面から外せるものはすべて外す必要がある。わざわざ外して再度取り付けるにあたり、改めて壁付けの洗面台を見直してみる。ちょっと低すぎて腰が痛くなるからもう少し高い位置に付け直そ…

11年目のリニューアル(3)洗面周り②サブウェイタイル

よくよく考えたら「タイルを貼る」というレベルでなかったのでタイトル修正。タイルを貼る以外に何やるの?いや色々あるでしょ洗面所には どうせ貼るなら本物のサブウェイタイルを NYスタイルインテリアの流行と共に最近流行のサブウェイタイル。サブウェイ…

北の大三角形の旅(12)2020年3月6日 Faroe Islands 2(小さな島の小さな首都)

歴訪31か国(および地域)目はフェロー諸島 フェロー諸島は英国とアイスランドの中間程の海に浮かぶ、沖縄と同程度の広さの小さな島。デンマーク領ではあるが、自らの首都を持ち政府と首相を戴き国旗を掲げ独自通貨が流通する自治領でありほぼ国と同等*1。 …

11年目のリニューアル(2)洗面周り①

洗面所リニューアル構想に着手 「この家、この後何か手を加えますか」とこれまでに受けた取材で聞かれる度に「あー洗面所ですかねえタイル貼りとか」と答え続けて幾歳月、気が付けば十年の月日を経て押しも押されぬ中古住宅として一つの節目を迎える年に。 …

北の大三角形の旅(11)2020年3月6日 Faroe Islands 1(極北の島から北の島へ)

北の島のハシゴは大変だ アイスランド、スヴァールバル諸島に続く北の大三角形の締め括りはフェロー諸島。スヴァールバル諸島からフェロー諸島は直線距離なら二時間程度のフライトで十分な筈だが、生憎この両島を結ぶ直行便はない。 本来ならこれ なのでロン…

北の大三角形の旅(10)2020年3月5日 Longyearbyen 4(氷河の小旅行)

北の果てでスイカを食す朝 翌朝。 朝焼け 手前の人は人ではなくマネキン 翌朝のスノモツアーは8時に宿の前でピックアップ、それまでに朝食はしっかり摂る 見かけによらず朝食ブッフェの豪華さにヒデキ感激 まさか世界最北の町で冬にスイカが食べられるとは …

コロナ自粛明けの弾丸朝食ツアー

我が家の抵当権を抹消出来たところで、若干自由になった資金を元に手に入れたのは新たな遠出用の相棒。故障続きの20年来の相棒をこれまでのように遠出で酷使するのは憚られるためだが、もう一つの理由としては身体が動くうちに大きいバイクに乗っておこうと…

北の大三角形の旅(9)2020年3月4日 Longyearbyen 3(ホッキョクグマの幻影に怯えながら遠景)

在宅勤務から出社頻度が増えつつある昨今、朝起きてから夜寝るまで仕事という超絶ブラックなリモートワーク環境を脱出してやっと出社ベースに戻れそうなのでほっとする。やはり家は働く場所ではない。まず働く用の椅子がない*1から身体にかかる負担からして…

北の大三角形の旅(8)2020年3月4日 Longyearbyen 2(世界最北の町歩き)

まずは明日の計画を Mary Ann's Polarriggの26号室のベッドに身を投げ、スマホを宿のWi-Fiに繋いでしばし翌日の計画を立てる。オフシーズンとは言え冬には冬のツアーがあるもので、メジャーどころは犬ぞりツアーとスノーモービルツアー。犬ぞりは犬選びから…

怪談・幽霊新幹線

直前になって百合子が何を言おうともう遅い。不要不急の外出は控え?いや要があるから外出してんだよこっちは。 という訳で今年も墓参りを敢行したものの、往復で乗車した新幹線がヤバい。何がヤバいって、指定席の一両に二人しか乗客がいないくらいヤバい。…

北の大三角形の旅(7)2020年3月4日 Longyearbyen 1

北の大三角形の二角目に向かう Lonhyearbyen、ロングイエールビーン。北極点からおよそ1,300km、つまり北極点が東京とすればロングイエールビーンは福岡くらいの位置関係であり、ホッキョクグマがそこら中にいるので銃を携行せずに町を出ることは禁止されて…

Hit-and-Runnerの肖像

カーシェルターのシートを張り替えてからわずか三週間後の雨が降りしきる梅雨の朝、突然「屋根から雪が落ちたような」異様な物音が表でしたのでおっとり刀で見に行くと、誰もいないがどこか様子がおかしい。よく見れば、何とシェルターがひしゃげている。 フ…

11年目のリニューアル(1)カーシェルター更新

2010年の我が家の完成・入居から初めに行った追加工事がカーシェルターの設置。 3月最終週に入居し、まだキッチンタイルも貼られていない4月初めにははや施工している。 houseforone.seesaa.net こうやって振り返ると10年という歳月の積み重ねは中々重い。考…

北の大三角形の旅(6)2020年3月3日 Oslo

オスロ中央駅の裏手のオペラハウスから駅を挟んで反対側、駅前から東側に真っ直ぐ伸びる一本道を進むと王宮。東京駅丸の内口からまっすぐ進むと皇居という位置関係とよく似ていて非常に分かりやすい。 通過する駅内はエキナカが非常に充実していてとても楽し…

北の大三角形の旅(5)2020年3月3日 Oslo

13年ぶりに踏んだオスロの地。 2007年のオスロ。寒いので街中に普通にスケートリンクが出来る 明日も朝早いので今回はプチ観光、前回の訪問から新たに出来たランドマーク、オスロ中央駅の裏手に出来たオペラハウスを見学。 駅の裏手はすぐ海 おー見えてきた …

本屋が消えた町

コロナ禍の外出自粛でとどめを刺されたのか、住む町で唯一あった本屋がひっそりと店じまいしドラッグストアに姿を変える。もう少し遠くの駅前に昔からあった本屋も気が付けば携帯ショップになってしまい、気が付けば自宅から徒歩圏内にある本屋は神楽坂のか…

北の大三角形の旅(4)2020年3月3日 Oslo

次の訪問地、ノルウェー領スヴァールバル諸島の「最北の町*1」ロングイエールビーンへの直行便はレイキャビークから出ていないので、一旦ノルウェーの首都オスロまで出てから国内線に乗り換えて行かなくてはならない。乗り合わせも悪いため、ロンドンに続き…

お金では買えないもの

コロナ自粛の最中にいらっしゃったライターさんとカメラさん。 100life.jp 美しく書いていただいたのは些か面映ゆいが、こちらが口で軽く言ったことも後でしっかり調べて裏を取って書く丁寧な仕事ぶりはさすがプロ(何様)。 インタビューの中で「どこが一番…

北の大三角形の旅(3)2020年3月2日 Geysir-Snæfellsnes

猫のRaggiを見送ってからベッドで宿においてあった観光パンフを広げ、冬季でも種々設定があるレイキャビーク発の半日観光ツアーを検討する。温泉ツアーや洞窟ツアーも捨てがたいが少々予算オーバーなので、よりお手軽なゲイシールとスナイフェルス半島を巡る…

北の大三角形の旅(2)2020年3月1日 Reykjavík

ヒースロー空港発レイキャビーク空港行きのノルウェー航空は早朝発、初日にしてホテル朝食を食べ損なって*1夜明け前の空港に向かう。 ターミナル間は専用地下鉄で移動 レイキャビーク行きノルウェイ航空はEチケット非対応、チェックインはセルフ 夜が明けて…

焙煎事始め

コーヒー豆の焙煎機はだいぶ前にプロの方からこれがいいよとご紹介いただいた製品があったものの、業務用の本格的なものでサイズもお値段もなかなかのものなのでなかなか踏ん切りがつかず購入に至らずにいたところ、もう少しお値段もサイズもお手軽な焙煎機…

北の大三角形の旅(1)2020年2月29日 London

「北の大三角」とかいって何でまずロンドンよ。といえば、単純にレイキャビクへの直行便は日本から出ていないので必ずどこかで乗り継ぎが必要ということと、かつ当日内の到着便は自分が払える範囲の航空券では存在しなかったのでやむを得ずまずロンドンで一…

旅におすすめPEAK DESIGNアッセンブリー

旅と言えばカメラという人にお勧めしたいのが、5年前からカメラ回りで愛用しているPEAK DESIGNの製品。 www.peakdesign.com このメーカーのカメラ回り製品のラインナップを見るとワンタッチで外せるカメラストラップにメッセンジャーバッグスタイルのカメラ…

北の大三角形の旅(序)青の都から行先変更、ロックダウン前夜の欧州へ

突然の日本人お断りのお知らせ 3月初め頃に取得する予定であった年に一度の連続休暇で当初予定していたのは中央アジアへの旅。キルギスから入り、タジキスタン・ウズベキスタンと西へ向かい、青の都サマルカンドあたりまで周遊する予定を立ててキルギスまで…

アベノマスク

全世帯の4%しか配布されていないと報道されていた先週のうちに早々に我が家の郵便受けに配達されていた噂のアベノマスク。皆の衆すまんの。と思いつつ手に取ると これは… 比較用に並べた三層サージカルマスク お洒落か。この小ささがシャレオツなのか。昔な…

シール剥がしですっきり

我が家が本当の我が家になるのを待っていたかのように僅か9年半の短い生涯を終えたパナソニックの洗濯機に代わり購入したシャープの二代目洗濯機、折角のまっ平らな天板に所狭しと貼られたシールでそのデザインも台無し。洗濯機も電子レンジも冷蔵庫も、家電…

おろしや国一週間(22)二都から空港へのアクセス

国の玄関である空港に降り立った人はほぼ全てがそのまま街へ行くので、所謂先進国と呼ばれる国であれば降り立った空港から街へのアクセスは整えられているし、どう行けばいいか分からないと困ることはまずない*1。しかしその逆はどうかというと今一つ分かり…