カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

2021-01-01から1年間の記事一覧

半導体不足で給湯器が買えない?

長引く世界的な半導体不足とコロナによる物流滞留の影響で、車もバイクもバックオーダーばかり溜まる一方で納車期間は長期化の一方。特段の人気車でなくとも納車半年待ちなどは当たり前で、先月オイル交換に訪れたディーラーで店頭に並んでいる納車待ちのバ…

白沢峠の廃トラックを探す

山梨は甲州市の山奥深く、白沢峠と呼ばれるところにどこから来たのか謎の廃トラックがあると噂に聞き、なかなかにエモい様子の画像など目にするにつけ、これは是非この目で確かめに行かねばと捜索に乗り出した11月の週末。 誰かが登録したらしきGoogleマップ…

はてブロ10周年記念グッズ獲得チャレンジ(2)「私が◯◯にハマる10の理由」

続いて行ってみよう。何か面倒くさいお題だなあ、そもそも人が何かにハマるのは理由が先に立つものではなく(理由があってハマるのは仕事だ)、無性に惹かれるものがまずあって後にして思えばこういう理由があてはめられるのかも、ということなのではないだ…

はてブロ10周年記念グッズ獲得チャレンジ(1)「はてなブロガーに10の質問」

このブログをエントリしているはてブロが10周年とのこと、記念としてお題に答えたブロガー30名に記念万年筆があたるとのこと。 blog.hatena.ne.jp 万年筆など持っているし、正直言ってそう喉から手が出る程欲しい訳ではないが、たまにはこういう余興に乗るの…

ぐんにゃりした床

エストニアのBole社が発売しているフローリング「Bolefloor」のユニークさについて。 「へうげもの」の古田織部が手掛けたかのようなこのぐにゃりと曲がったアートなフローリング、単に奇を衒ったのではなく、本来であればフローリング材が取れず廃棄となる…

23区最後のフロンティア

古いものに味を認めるのは家ばかりではない。使い込んだ古い機械、特に内燃機関にも得も言われぬ味があるものだ。今後ガソリン車に取って代わると言われている電気自動車にもそれはあるのだろうか、少なくとも通電すれば回転するだけの単純にして無味乾燥な…

文化財に張りあう心意気

我が家の紅葉鮮やかな季節は短い 暫く間が開いた・・ネタが尽きた訳ではないのだがとにかく忙しいというか時間がない。セミリタイア気分と雖も仕事は仕事できっちり拘束され、しかし生活の中心は仕事からシフトしているのでオフは以前にも増して忙しい。とい…

(ほぼ)オリジナルLWHを訪問する

残暑厳しい9月上旬の週末、S氏のご相伴に預かってLWH001訪問。 完成から11年余を経たLWH001、実は訪問するのはこれが初めて。002も003も変形モデルでこれから建設する004も平屋でやはり変形、001は一階が全部土間であることを除けばほぼS氏のオリジナルモデ…

身体的フィードバックとは言い得て妙

先日のエントリでつらつらと綴った、「感触に拘って物を選ぶ」話。 自分が感触フェチのように表現したのとほぼ同じことを勝間和代女史は「身体的フィードバック」と表現していて思わず膝を打つ。さすが文筆業を生業とする人は的確な表現が出来るものだと感心…

全てを手元に置く十輪生活

自動車が一台、自転車が一台、バイクが二台、合計で十輪。 我が家に移り住むと同時に設置したシェルターに自動車を収め、ポーチにバイクを収め、その後加わった自転車もポーチ内に設置したポストに吊り下げ、という具合で八輪生活を送っていたが、その後に加…

副反応の強さに無症状感染歴を疑う夏の終わり

オッス!オラ副反応! 職域接種のモデルナ二回目の副反応から病み上がりでのエントリ。自分の場合は代表的な副反応である高熱は出なかったが、その代わりそれ以外の症状はほぼ出た。 即ち「強い倦怠感」「頭痛」「腹痛」「筋肉痛」「関節痛」「悪寒」「吐き…

野辺送り

2005年の建国記念日に我が家に来てから、およそ16年半で身罷った居候。 グリーンパイソンの寿命は文献やサイトによって10年だったり15年だったり15年~20年だったり、つまり未だはっきりとしていない。飼育事例が多くないこと、爬虫類は割とあっさり死んでし…

感触にこだわるライフハック

折角のワクチンも時既に遅し(ていうか何で大都市優先にしないの?)で無観客開催となった東京オリンピック、街で外国人観光客を見かけることもないので我が街でオリンピックが開催されている実感は全くない。車で街中を流すと行く先々で道路が封鎖されてい…

セミリタイアを目指す後半戦(3)

不自由なく生きていける最低限度の生活コストを見込んだところで、次にリタイアメントの段階を想定する。 自己資金を取り崩しながらのんびり生きる 自己資金を運用し、運用益で生計を立てのんびり生きる 自己資金を運用し、または取り崩し、毎月の生活コスト…

セミリタイアを目指す後半戦(2)

普通に考えてこの先の人生はこれまでの人生より確実に短いという人生の後半戦に入り、気が付けば歴史上のあんな偉い人もこんな偉い人も自分の歳に届くことなく死んでしまっていたりする。そしても自分も桜を見ることはあと五十回もあるまいと考えると、この…

セミリタイアを目指す後半戦(1)

客観的に見て後半戦に入った人生、残された時間をどう生きるかということに考えを巡らすことが知らず知らずのうちに多くなってきた。 時を同じくして勤務先の経営状態が悪化、一言でいえば左前となり、程なくしてリストラの前哨としての早期退職者募集を開始…

いいものと好きなものは違う話

今年に入って乗り換えた一台。 GW休業のスーパーレーサー前 なお先代はこちら 七五三の氷川神社前 いや全然違いますね。 先代バイク、購入当初は満足度が高かった。メーカー肝煎りの最新機種はパワフルで電子制御てんこ盛り、風を遮るウィンドシールドのおか…

初夏なのに薄ら寒い話

やっと届いたワクチン接種スケジュール、しかも高齢者のみ我々労働年齢層に接種が行き渡るのは来年というところか。 どう考えてもオリンピックなんて無理じゃない?笑 開催まで3か月を切ってるのに未だに緊急事態宣言なんて出してて、しかも国民の殆どがワク…

11年目のリニューアル(11)タオルバーの第二の人生

洗面所のタイル貼りでフック形状のタイルを一枚貼ったため、それまで使用していたタイル掛けは失業することに。 一枚1.2万円ほどもするフック形状のタイル。タオルはここに掛けられるので 不要となった真鍮製のタオル掛け およそ5年でお役御免となったこのタ…

花ざかりの庭

満開の桜が散る頃になって満開となった我が家の猫の額ばかりの庭。今年は植樹から4年目となったアオダモが初めて花をつけた。 足元のクリスマスローズは冬に花をつけたら面白かろうと思って植えたのだが、あにはからんや普通に毎年春に花を咲かせている。何…

LWH004はLWHの新しいスタンダードとなるか

緊急事態宣言再発令直前の昨年12月の終わり頃、S氏と共に見えられたのがSさん。現在ご自宅の設計をS氏と進行している最中とのことで、その参考までにLWH002を一度見ておきたいとのことで、S氏に連れられてご夫婦でいらした次第。 S氏によれば4件目のLWHとな…

展覧会三昧の春

2021年の春は興をそそられる展覧会の催しが相次ぎ、小まめに時間を取ってはいそいそと出かけていく日々。地価がバカ高いとか人多すぎとかどこにいっても大渋滞とか自然が少ないとか東京に住むデメリットは数あれど、一級の文化芸術の類に触れる機会が地方都…

三寒四温

妙に暖かかったかと思えば翌日は再び最高気温一桁に戻ったりで安定しない今日この頃、我が家の福寿草の満開を以て春の到来を認定。今年は2月22日 アオダモの方は随分遅く、福寿草の満開に遅れること2週間、即ち今日になって漸く新芽がほころび始めたのを確認…

家づくりの達人達

達人達って何か変だな。上から読んでも達人達、下から読んでも達人達。海苔か。 海外からの見学者も訪れるという、セルフビルドハウスで最も名高い「蟻鱒鳶ル」は家というよりほぼアート。着工より15年を経てもまだまだ完成の目途も経たないところからして、…

11年目のリニューアル(10)一か所だけコーキング打ち直し

築10年ともなるとマンションなら最初の大規模修繕、戸建て住宅においても外壁のメンテナンスが必要となる時期となるが、ガルバリウム鋼板のいいところはサイディングボードで必要とされる再塗装やリシンの壁で必要となる再吹き付けなどの外壁リフォームは10…

11年目のリニューアル(9)洗面周り⑧ 最後のワンピース

最後のやり残しであった洗面のタイル貼りの完了を以て、10年越しで漸く我が家は完成したと言っていい。しかし最後に一つ験担ぎ。 東照宮陽明門の逆柱、知恩院の瓦、下田八幡宮の扁額、姫路城の逆さ揚羽の丸瓦。 一本だけ逆柱 一か所だけ瓦葺き残し 扁額の下…

11年目のリニューアル(8)洗面周り⑦ 一月かけて漸く完成

電球色照明下での「アヴァロン」の色味はこんな感じ 年末から慌ただしかった身辺が漸く落ち着く目途が立ったところで、そういえば洗面リニューアルの完結編を上げていなかったのを思い出して久々に更新。 切って貼って切って貼って切って切って貼ってと無数…

今いる地点で既に成功している、という考え方

所ジョージといえばタレント活動よりも今や車・バイク・エアガンなど男子の趣味を突き詰めた趣味人として有名で、当然というか彼の周辺も常に彼の好きなモノで溢れているわけだけど、そのマキシマリスト的な棲家とは反対に人生観は極めてシンプルというか寧…

北の大三角形の旅(17)2020年3月8日 初めての南周りの帰路でイスタンブール空港のホスピタリティの低さに憤慨する(了)

トーシャウンでの最後の朝、TVを付けるとCOVID19の特集番組が流れている。 「正しく恐れよう」なんて言っていたこの日から二週間もしないうちにドミノ倒しのように欧州全域でロックダウンに踏み切っていったのだから、今にして思えば感染爆発の凄まじさが伺…

北の大三角形の旅(16)Faroe Islands 6 Price survey in Torshavn

ホテルから徒歩10秒のチェーンスーパーfkには滞在中何度か足を運んだ。なぜ観光客が地元スーパーに足を運ぶかって?それは貧乏トラベラーだからだね。 店内を隈なく見て回り、北欧といえどもこの島の物価はそれほど高くないことが分かった。肉や玉子、野菜な…