カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

チャリ通計画 (3)

さてBromptonを試乗してみる。


感想は、「小さ。」そして「怖。」


16インチの小径タイヤは想像以上に小さく、その分ペダルは軽く、漕ぐのは楽だ。
変速も快適でママチャリ程度には十分走る。
しかし小径ゆえの弱点、振動や段差による挙動の乱れもまた予想以上。
平坦な道をのんびり流すような用途には向いているが、先を急ぐ通勤路でアップダウンを繰り返しながら飛ばすような用途には明らかに不向き。これで急斜面を飛ばせば転倒のリスクは低くないように思う。乗りこなすのには相当な腕が求められそうだ。

コンパクトさは確かに魅力だが、すっ転んで怪我するのでは元も子もない。
という事で選考は振り出しに戻り、今度はクロスあたりを改めて検討。

こちらは安価なモデルであればBromptonの半額以下から選択肢は豊富にある。しかも走行性能は比べるまでもない。
しかし通勤先には止める場所がない以上、帰宅時間まで近くのガードレールにでも繋いでおくしかなく、
風雨に晒される事による劣化と盗難リスクは避けられそうもない。
自宅でもポーチには収容できず、これも同様に外に置いておかざるを得ない。

改めて浮上したデメリット。しかし雨天には使用せず、自宅では常にカバーを掛けて保管し、まめに手入れを行うのであれば、保管状況の劣悪さ(紫外線や風雨の直撃)による各部への悪影響は最小限に抑えられ、また安全性も担保出来るのではないか。
そう前向きに考え直して改めて。