カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

自転車通勤者によるドライシャンプーレビュー

夏場の自転車通勤では毎朝使用するドライシャンプー、商品は色々出回っているがどれがいいのか分からないので取り敢えず一本ずつ購入して利用。
今年の夏は以下三商品をセレクト、一通り使ったところでまとめてレビュー。


資生堂 フレッシィ ドライシャンプー (250cc 525円)
エタノール成分が強烈に効いた過激な爽快感が特徴だが、液体なのですぐに顔や首筋に流れ落ちてしまい使い勝手はあまりよろしくない。汚れ落とし効果は後述のムース式には劣るだろうがこの爽快感はやみつきになる。キャップはねじ込み式なので乱雑な鞄の中でもキャップが外れて中身が出てしまう心配はない。香りはシーブリーズ系で個人的には好ましい。

スッキリ度       ★★★★
お買い得度        ★★★☆
使いやすさ      ★☆☆☆
目に入ったら悶絶度 ★★★★


ピジョン ハビナース リンスインドライシャンプー (220ml 924円)
資生堂のに比べると割高感が強いが、介護用品ブランドのハビナースに期待して購入。
ノズルからムース状でフォームが出るタイプ。ムースの使い勝手はいいが爽快感はあまりない。キャップははめ込み式なので鞄の中では外れてしまうおそれがあるが、ガス噴射式ではないのでそれほど大きな問題にはならないだろう。
むしろ大問題はその香り。ボトルには「ほのかなフローラルの香り」と記載してあるがほのかでもなければフローラルでもない、そうこれはおやじトニックの香り。ホテルの大浴場やスパの脱衣場の洗面に備え付けてあるメロンソーダのような色の液体、タダとはいえ誰が付けるんだこんなのっていうおやじ臭がきっついあのヘアトニック、まさしくあのにおいに他ならない。「フローラルの香り」ってこんなおやじの頭みたいなにおいの花なんかねえよ。
ダンディすぎる香りにくらくらしながら使用したもののその一回限りでお蔵入りが決定、会社備え付けの防災袋に放り込む。なんか災害があって一週間くらい断水したらまた使うこともあるかもね。

スッキリ度      ★★☆☆
お買い得度     ★★☆☆
使いやすさ     ★★★☆
うーんマンダム度 ★★★★



コーセー フレッシュケアドライシャンプーフォーム (180g 840円amazon
スチールボトルのガス噴射式ムースフォーム。180gで840円(amazon)と三つの中では最も割高。しかし資生堂はccでピジョンはmlでコーセーはグラム表記ってこの統一感のなさはどうよ。
爽快感はそこそこでハビナースと資生堂の中間位。汚れはちゃんと落ちる。ボディソープを強めたような強い香りがやや鼻につくが、すぐに気にならないレベルに落ち着く。
この商品の問題はほんの僅かな力で簡単に外れてしまうキャップ。揺れる鞄の中で横倒しになればまずキャップは外れるし、何かの拍子で他の内容物にノズルが押されればガスが尽きるまで鞄の中にムースフォームをぶちまけ続けるだろう事は想像に難くない。この辺やや迂闊な作りに見えるが、そもそもコーセーではこれを持ち歩いて使うという想定はしていないのかもしれない。携行してこそのドライシャンプーと思うのだが、これをパンパンの防災袋に詰めるのは怖いなあ。

スッキリ度        ★★★☆
お買い得度         ★☆☆☆
使いやすさ          ★★★★
鞄の中泡まみれリスク ★★★★



まードライシャンプーのレビューもなかなか見ないし偶にはいいでしょこういうのも