カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

2月20日 Riga (1)

蒸し暑い夏の夜には冬の思い出で気分だけでも涼しく


エストニアの首都タリンから長距離バスに5時間ほど揺られて三ヶ国目のラトビアに到着。長時間の移動には慣れているが、その間トイレ休憩が一切ないのには参った。しかし苦悶の汗を額に浮かべてるのは自分だけで周りの乗客はケロケロしている。白人の膀胱の頑丈さは異常。
首都リーガのバスターミナルにつく頃には既に太陽は西の地平線に沈みかかっている。前の晩にネット予約したホテルにチェックインを済ませ、部屋でひと休みして夜の街を探索。

リガのバスターミナルは鉄道駅に隣接している




バルト諸国で最大の都市リーガは人口約72万人、中世ドイツからタイムスリップしたかのような世界遺産の「尖塔の街」はファンタジーRPG好きには堪らないだろうが、自分のお目当ては旧市街の中世の尖塔ではなく新市街の建物。お楽しみは翌日に繰越し

 朝は朝市に行こう!リーガに到着するとまず目に飛び込むのこのドーム群の中で朝市が盛況
ものものしい建物はもともと工廠だったのをそのまま市場にリフォームしたもの。
 




巨大な柘榴は2.5ラッツ。1ラッツ=0.6ドルくらい
日本ではあまり見かけないミヤマガラス

朝市を抜けて南に進むと見えてくるクレムリン様式の時代がかったタワーはかつてのソ連アカデミーの建物、現在はラトビアのアカデミー。ほんの20年前までここは鉄のカーテンに閉ざされたソ連だったのだ。


ザ・ソ連て感じがたまらない