カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

Paint it Black(光接続ボックス編)

「昔はいい人だったのにねえ」という形容がぴったりなUQWimaxのサービス劣化、というか詐欺まがい広告で消費者を誑かすという阿漕な商売ぶりはついに集団訴訟沙汰にまで発展。自分の目から見てもあの広告はアウトかセーフかでいったら紛れもなくアウトじゃね?
ていうかあと二年もたったらつなぎ放題プランそのものを強制終了って乱暴すぎじゃね?
という訳で、同社とは入居以来の付き合いである我が家もついにプロバイダ変更を決意。

久方ぶりに我が家に固定回線(光)を引いたらこれが実に快適。Wimaxと六年ばかり付き合って分かったのはやはりモバイルルータはメイン回線には向かないという事で、接続感度も速度も天候に左右されるほど不安定で予期せぬ不通も珍しくないなんていう通信を毎日使っていると結構フラストレーションが溜まるものなのだ。回線の良し悪しは速度よりもフィジビリティ。

とはいえ光回線を引き込むにあたって壁に穴を穿たなくてはいけないなら不安定なモバイル通信を我慢していたほうがましなのだが、その必要はなく電話回線から引き込みが出来るとの事で一安心。しかし回線のために壁に孔を穿つ必要はないとはいえ、外壁に筆箱サイズの接続ボックスを取り付けることは避けられない。比較的目立たない場所に取り付けて貰ったまではよかったが、この接続ボックスのOA機器的ベージュ色がダークグレーの外壁に全く合っていない。外観の統一感を損なう、と言うほど目立つ訳ではないというか、正直言ってこんなものを気にする人はいないだろうが、他ならぬ家主の自分が気になるのだから仕方ない。仕方ないったら仕方ない。

よく見れば外壁のダークグレーと全くマッチしていない色が一つ。何だアレは!
ズームするとその正体は光ケーブル接続器。やっぱり浮いている

しょうがないなあのび太くんは。という訳で壁に梯子を掛け、

伸縮式梯子はちゃんとしたメーカー品を買いましょう。命掛かってるし

本体カバーを取り外すと、




久しぶりに登場のアイアン塗料をべったりぽってりと塗りつける。


ムラになっても気にしない。ていうかムラが合った方が鉄っぽい風味でよろしい


乾くのを待って再び取り付ければあら素敵、
忍者のように外壁に溶け込む目立たない接続ボックスに様変わり。




同じく屋外にあるエアコン室外機やガス湯沸かし器なんかも同種のベージュ色で、本当はこれらも同様に塗ってしまいたいところだがちょっと大きすぎて無理かな。
何年経っても手を入れる場所はあるもの。しかし飽きないね家いじりは