カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

春の合図

は、福寿草

どうもこの草は何となく年寄り臭い和名で損しているような気がする。
アムールアドニスとか英名で呼ぶようにすれば、アムール川に佇む伝説の美少年アドニスのイメージでもう少し人気が…出ないか。そもそもアドニスを美少年の代名詞として認識しているのは団塊世代までだろうし


真冬の忘れた頃に気が付いたら芽吹いていて、気が付いたら花を開いていて
気が付いたら枯れている。生命が繁栄を謳歌する春の終わりには地中に姿を消し、次の冬までは雌伏の時。
やわな見かけによらず意外にタフで律儀な美少年。

春の到来を告げるのはもう一つ、シンボルツリーの夏櫨の新芽なのだが


…あれ。
昨年は暑さにやられたのか葉振りがいまいちで調子悪そうなのが気になっていたが…
もしかして死んだか。