玄関タイル貼りの仕上げは小口部分のカバー。
前回貼ったタイルではステンレスをあてがったが今回は真鍮を用いる。今回のタイルを選んだ時からこれに合わせるのは真鍮しかないだろうというのは直感的に決めていた。
という訳で1㎝×2㎝の真鍮角棒を長さをドア幅に指定して金属商社にオーダー。
無垢材より角パイプの方がずっと安いし見た目も変わらない。合理的に選択するなら角パイプだろうが、ここはずっしりと重く中身の詰まった無垢の角棒を選択。小さくとも中身のぎゅっと詰まったLWHには無垢材こそ相応しい(わかる人だけわかれ)。
購入した商社は職場から徒歩で行ける場所にあるので送料節約のため昼休みに直に引き取りにいき、DBの孫悟空のように斜めに背負って自転車で持ち帰る。
次の週末に最後の仕上げ工事。なんだか指定した長さと随分違うのをグラインダーで整え、荒く処理された表面をバフがけでひとしきり磨くとタイル小口に接着剤で張り付け、ドア枠との両脇の隙間をコーキングで埋めて終了。
これで二度目の玄関工事の工程を全て終了。いや面白かった。
真鍮の魅力は新品のピカピカよりも渋く経年変化したところにある。この玄関も時の洗礼を経て渋く古びてくれるのを期待。