カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

11年目のリニューアル(11)タオルバーの第二の人生

洗面所のタイル貼りでフック形状のタイルを一枚貼ったため、それまで使用していたタイル掛けは失業することに。

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一枚1.2万円ほどもするフック形状のタイル。タオルはここに掛けられるので

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不要となった真鍮製のタオル掛け

 

 

およそ5年でお役御免となったこのタオルバー、いつもであればさっくりと断捨離対象となるところだが、これはこれで気に入っているので何となく手放し難く手元に置いておいた。しかし我が家に2か所以上のタオル掛けなど必要ないのでこれが再び必要となる可能性はゼロであり、ただ死蔵しておいても意味がない。ふと思い立ってDIYの友と呼ばれるお馴染みのモノタロウサイトを丹念に調べ、幾つかパーツを取り寄せるとタオルバー再生を試みる。

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これの片側のアームに

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スライドレールとホルダを組み込み

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こうして

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こうなった

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前面にせり出る吊戸棚の扉をぎりぎりかわす位置

かくしてさささバーとして第二の人生を歩むこととなったタオルバー。キッチンの梁に隠れる位置なので目立たず、真鍮の風合いはやっぱりいい感じなのでこれは成功。折角気に入って買った物を捨てずに済み、再生コストは数百円。しかも生活が少し便利になって言うことなし。

ただし自分より背が低い人には全く手が届かない高さなので、子供には危険すぎる2階の掃き出し窓やウッドデッキの柵、女子供には高すぎるステンレスシンクや洗面台に加え、また一つ万人向けではない(建売住宅には絶対にない)自分仕様が加わって我が家のカーサ・エゴイスタ濃度はさらに高まる。それは幸せなことには違いない。

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色々使ってキッチンの布巾はこれが一番という結論に落ち着いたこれがさささ