カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

本屋が消えた町

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コロナ禍の外出自粛でとどめを刺されたのか、住む町で唯一あった本屋がひっそりと店じまいしドラッグストアに姿を変える。もう少し遠くの駅前に昔からあった本屋も気が付けば携帯ショップになってしまい、気が付けば自宅から徒歩圏内にある本屋は神楽坂のかもめブックスただ一つとなってしまった。ただここは今の職場からは仕事帰りにぶらりと寄るロケーションではないんだよなあ

casaegoista.hatenablog.jp

 

品揃えや利便性において実店舗はamazonに到底敵わない。しかし迷わず目的の本に辿り着ける代わりに、amazonには出会いがない。お目当ての本を探して徘徊するうちに目についた意外な本を手に取ってパラパラ捲り、当初の目的ではないが気に入って購入に至る、また当初目指していたものよりもっと自分の好みに合う書籍を見つけるといった思わぬ僥倖、幸せな無駄時間。お目当ての本に最短距離で辿り着くamazonにはそれが存在しない。子供期の自分の情緒形成には本屋での徘徊が欠かせない一役であったことを思うにつけ、人間はこうして変質していくのかと思わずにいられない。

 

北の大三角形の旅(4)2020年3月3日 Oslo

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次の訪問地、ノルウェースヴァールバル諸島の「最北の町*1」ロングイエールビーンへの直行便はレイキャビークから出ていないので、一旦ノルウェーの首都オスロまで出てから国内線に乗り換えて行かなくてはならない。乗り合わせも悪いため、ロンドンに続きここオスロでも繋ぎの一泊。これまで訪れた国では二番目に数多くの町を訪れているノルウェーだが、今回の入国は実に13年ぶり。久しぶりのオスロは変わっているのかいないのか。

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この日も朝食を摂りそこなって出発、夜明け前に空港着

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真冬の空港泊の猛者もいる

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セルフチェックインカウンター

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アイスランドの美男美女はこういう感じ?

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7時50分発で11時25分着、およそ3時間半のフライト

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アイスランド空港便で無事到着

 

木材を積極的に取り入れたオスロ空港は程よいサイズと相まって個人的には一番好きな空港であったりする。隈研吾の新国立競技場のコンセプトはこれのパクリなんじゃないかなあと思ったり。

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実はノルウェーEU非加盟国であり、したがって当然ユーロではなく自国通貨のノルウェークローネが流通している。1クローネおよそ12円なのだが、ここでも当然というか物価は卒倒するほど高い。

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トースト600円、パニーニ800円、カルゾーネ900円

 

オスロ空港からは市内へのアクセスはエクスプレスで30分足らず。乗り場へのアクセスは迷う余地もない

 

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材木店のショールームのような

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13年ぶりに降り立ったオスロ中央駅はかなり拡張されていたが、質素な本館の出入口は以前と少しも変わらず。

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駅前広場には巨大なライオンのオブジェが出来ていた

乗り継ぎ一泊なのでこの日の宿は駅近を最優先し、駅から徒歩5分のCityboxという完全セルフチェックインチェックアウトのホテルを選択。入口のチェックイン機で予約番号を入力すればカードキーが出てきて、チェックアウトはキーをドロップボックスに入れるだけ。建物は古いが内部はセンス良くリフォームされていて、快適でコスパの高いビジネスホテルといった趣。

 

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セルフチェックインカウンターが並ぶ

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やっぱりシングルルームはない

一休みしたら少しだけオスロを歩いてみるか

*1:町としての体を為している集落では世界最北。単に人が存在するだけであればもっと高緯度にもあることはある。観測施設とか

お金では買えないもの

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コロナ自粛の最中にいらっしゃったライターさんとカメラさん。

100life.jp

 

美しく書いていただいたのは些か面映ゆいが、こちらが口で軽く言ったことも後でしっかり調べて裏を取って書く丁寧な仕事ぶりはさすがプロ(何様)。

インタビューの中で「どこが一番気に入っていますか」と聞かれ、その時は一年前に仕上げたばかりの玄関と答えた(ような気がする)。しかし後になってよく考えてみると、この家で一番気に入っているのは玄関でもキッチンでもリビングでもなく、木の床がそうかもしれない。これこそ唯一無二のものだからだ。

大抵の「いいな」は金があれば手に入る。他人が着ている服も靴も腕時計も、金を出せばそっくり同じものが手に入る。家にしても同じ、玄関タイルが気に入れば同じタイルを買って同じように貼ることが出来るし、キッチンが気に入ればおなじシンクとタイルを買ってそっくりに作ることが出来る。ソファが気に入れば同じソファ、テーブルが気に入れば同じテーブルを揃えることは、金さえあれば誰にでも出来る。

ただ我が家で使いこんだ床は同じように使いこまなければ、10年間生活を共にする中で毎日乾拭きをして*1時々は濡れ雑巾を掛け、また時には油を摺り込んで使いこんできた床だけが(生活を共にした証である傷や凹みも込みで)醸し出す味は金を積んでも手に入らないもの。これからも時間の経過とともに10年後には10年後の、20年後には20年後ならではの深みを増していく筈だ。

ヴィンテージ品には現在のプロダクトでは考えられないコストがかけられているところにまず惹かれるが、時の洗礼を経た物だけが持つ味わいも大きな魅力の一つ。10年を経た我が家の床もそのように深化していって、いつか我が家がなくなった後もどこかの建物で古材として使われるようになれば最高だろう。

 

 

*1:掃除機を置く場所がないので毎日ワイパー掛け。ウサギにしても猫にしても、獣がいると家は激しく汚れるので毎日の床掃除は欠かせない

北の大三角形の旅(3)2020年3月2日 Geysir-Snæfellsnes


猫のRaggiを見送ってからベッドで宿においてあった観光パンフを広げ、冬季でも種々設定があるレイキャビーク発の半日観光ツアーを検討する。温泉ツアーや洞窟ツアーも捨てがたいが少々予算オーバーなので、よりお手軽なゲイシールとスナイフェルス半島を巡る見学ツアーを選択する。前日の申し込みでも余裕で間に合ってしまうのもオフシーズンのいいところ

 

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当然のEチケット

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今日は朝ごはん食べる時間ある

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北欧スタイルの朝食は蛋白質がたっぷり摂れるので好ましい

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夜明けのハットルグリムス教会を背にバスセンターまで歩く。およそ2㎞

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バスセンター

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レイキャビークからおよそ80kmのゲイシール到着

 

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あっちこっちから湯気が吹き上げる

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浸かるには熱すぎる温泉

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沸騰してるからなあ

ゲイシールの間欠泉で一番大きいのは高さ60mにもなりグレートゲイシールと呼ばれているらしいが、一日三回くらいしか噴かない(しかも当然スケジュールは決まっていない)ので観光客はその周囲にある数分おきに噴き上げる小さな間欠泉に集まる。会えるか会えないか分からない大スターより会いに行ける身近なアイドルに客は集まるよね

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バスの出発時間が迫る中、そろそろ噴きそうだなと当たりを付けてスマホ構えていたところで見事な噴出をキャッチ

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次はレイキャビークから120kmほど離れたスナイフェル半島へ。入り組んだフィヨルドに注ぐ滝が見どころ

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てくてく歩く

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フィヨルドに注ぐ瀑が見えてきた

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パノラマ・左

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パノラマ・中

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パノラマ・右

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これは見事な

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パノラマ・左

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パノラマ・中

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パノラマ・右

 

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この老女は

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100年以上前にこの辺のガイドとして尽力した人らしい

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それから100年後こんなに立派な観光センターが

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地元の作家の家のオブジェを一つ自分用お土産に買う


見渡す限り森がない荒涼とした雪景色をレイキャビークまで戻る。木がないのは寒冷な気候のせいかと思ったが、昔は国土のほとんどは森林に覆われていたらしい。しかし入植者が伐採しつくしてしまって何もなくなったと。うーんバカ

 

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レイキャビーク近郊、住みたい不動産その2

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おおハマーが





北の大三角形の旅(2)2020年3月1日 Reykjavík

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ヒースロー空港発レイキャビーク空港行きのノルウェー航空は早朝発、初日にしてホテル朝食を食べ損なって*1夜明け前の空港に向かう。

 

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ターミナル間は専用地下鉄で移動

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レイキャビーク行きノルウェイ航空はEチケット非対応、チェックインはセルフ

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夜が明けてきた

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レイキャビーク行きは8時15分発

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時間まで空港内で時間つぶし

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さすがロンドン、ハリポタショップが充実

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スクールセーターに

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登場人物が使うワンズ(魔法の杖)

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これ勢いで買って後悔する類の土産だな

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さてそろそろ

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この頃はマスクしてる人は殆どいなかった

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さて着いた

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アイスランド美人てこんな感じか?

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出入口脇のflybusカウンターでバスチケットを買う

ロンドンからレイキャビークまではおよそ四時間、レイキャビーク空港到着はおよそ正午頃。
アイスランドには鉄道がないので、空港から市内へのアクセスは空港前から発車するバスかタクシーを使う。バスチケットは空港内のチケットセンターで購入できるが、車内アナウンスもバス停標識も一切ないので旅行者は何箇所かの市内の停留所がどこにあるか、どこで降りるべきか自分で把握しておく必要がある。
この日は市内のランドマークであるハットルグリムス教会至近のゲストハウスに投宿することにしたので、ハットルグリムス教会前の8番バス停(標識があるわけではない)で降りる。運転手はこちらが旅行者と見ると行先のホテルを聞いてきて最寄りのバス停で降ろしてくれるが、下調べなしで行って何とかなるような類の街ではないので注意が必要。

 

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レイキャビーク空港のサイズは小松空港といい勝負

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謎のオブジェ

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市内中心部までflybusでおよそ一時間

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謎のモニュメント

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樹木が見当たらない雪景色を進む


ハットルグリムス教会の目の前というロケーションとコスト優先で選んだこの日の宿はエリック・ザ・レッドハウスというゲストハウス。都心部とはいえ、シーズンオフ真っ只中のゲストハウス(要は民宿)で一泊1万円というところからこの国の物価が窺い知れるところ。

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謎のオブジェが目印のエリックザレッドハウス

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ハットルグリムス教会は文字通り目と鼻の先

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シングルルームというのは基本的にない

部屋で荷を解いて一息ついたら早速市内へ向かう。目抜き通りの坂を下ってコンパクトに纏まった都心を巡るが、アイスランドは元々デンマークだったこともあってか*2、首都レイキャビークの街並みも北欧デザインの本家たるコペンハーゲンを彷彿させるセンスの良さが伺える。

 

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レイキャビークのランドマーク、高さ73mのハットルグリムス教会

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の前に立つレイフ・エリクソン

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冬季は早じまいしてしまうので名所に入れないことが多いのも北欧観光あるある

北米大陸に初めて到達した欧州人はコロンブスとされているが、実はその500年も前に到達していたのがアイスランドのバイキングであるレイフ・エリクソンであるという。ただ彼の到達は新大陸の開拓に何ら寄与しなかったこと、またアメリカにおいてイタリア系移民が盛んにロビー活動(コロンブスはイタリア人)を行ったことなどによってその記録は世界史の中で埋もれてしまっているのが気の毒。

 

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いかにもインバウンド客向けなアイスクリーム屋。冬にアイスって

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都心から少し離れた家々は割と普通ぽいのだが、都心の街並みから一歩入ったところに並ぶ家はどれもおもちゃのように小さくカラフルで可愛らしい。雪景色に映えるこれらの家並みを眺めるだけでも十分に楽しい。

 

 

 

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北の果てで活躍するジムニー

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高層ビルがないので

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どこからでも教会が目に入る

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ハットルグリムスから坂を下りきると

 

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海に出る

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海沿いのマンション

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このマンションええなあ

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この日は半月

旅先ではスーパーに入って生活必需品の価格をチェックするのがルーチン。しかしアイスランドの物価も想像以上。1アイスランドクローネはおよそ0.8円だが、外食は勿論自炊も相当に高くつく。日本人の収入でここで暮らすのは大変だろう

 

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ブリトーはおよそ1000円

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ブロッコリーは300gで750円

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チョコレートバーは一本450円

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サンドイッチ900円

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コンビニで380円位で売っていそうなチキンライスが1200円

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キッコーマン醤油は520円。醤油は輸入食材なので高いのは分かる

相場としてカップコーヒーはおよそ400円、500㏄ペットボトルのジュースもおよそ300円から400円、水は300円。ハンバーガーのバリューセットはおよそ1000円。ディナーを外食するならごく普通のレストランでごく普通のメニューでも最低4000円といったところ。旅先では食にコストを掛けない主義(そもそもレストランがおひとり様想定ではない)の自分としては、この日の夕食はベトナム料理屋でぶっつぶつに切れた牛肉ビーフン麺で済ませる。貧乏舌の自分でも辟易するほどのお世辞にも美味しいとはいえない(東京で出店したら一か月で潰れるレベル)代物だが、たった1500円で腹を満たせるのでここは我慢我慢。

宿に帰りそろそろ寝ようかという頃、窓の外から猫の鳴き声が聞こえる。この宿で飼っている猫から中に入れろという催促だ。
窓を開けて入れてやると真っ直ぐドアに向かい、前に座ってドアを開けろアピール。

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開けれ

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ここ開けれ

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名前はRaggi



 

*1:旅先での移動は(夜行電車/バスを利用しないのであれば)午前発で午後着となるようにするのを原則としているが、島々を巡る今回の旅の移動手段は専ら飛行機なのでこの傾向はさらに顕著。何となれば、午前と午後に二便ずつ程度しかスケジュールがない中では朝に移動しようと思ったら思いきり早朝というか夜明け前の出発しか適当な便がなかったりする。なのでせっかく朝食付きの宿をとっても朝食前に出発ということも数知れず

*2:かつて北欧の覇権を握っていたデンマークノルウェーアイスランドグリーンランドと広大な海外領土を有していたがナポレオン戦争で敗北して北欧の覇権と共にノルウェースウェーデンに譲り渡し、第二次大戦でナチスドイツに敗北し主権を失うと戦後処理の中でアイスランドにも独立を許して海外領土はグリーンランドのみが残った。欧州史に疎い日本人にとってはなぜ小国デンマークがどでかいグリーンランドを領有しているか分かりにくいが、歴史を紐解けばこのような経緯。さらにいえば今に至るまで海外領土には比較的冷淡な中央政府と独立志向の強いグリーンランド、そしてチャイナマネーでグリーンランド支配を進める中国という図式から先日のトランプ大統領によるグリーランド買収発言は突拍子もないことではないと分かる。地政学グリーンランドは北米なのだ

焙煎事始め

コーヒー豆の焙煎機はだいぶ前にプロの方からこれがいいよとご紹介いただいた製品があったものの、業務用の本格的なものでサイズもお値段もなかなかのものなのでなかなか踏ん切りがつかず購入に至らずにいたところ、もう少しお値段もサイズもお手軽な焙煎機の製品化クラウドファンディング*1を目にしたので先行割引価格にて購入。

www.lithon.co.jp

 

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一回で60gまで焙煎可能

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ファンでチャフを飛ばしながら高速回転しながら加熱すること20分で綺麗に煎り上がり。騒音はともかく、豆を煎るにおいが家中にこもって半日は抜けないので焙煎は玄関ポーチで。

 

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ミディアムロースト

スイッチを入れたら20分後の焙煎完了まで放置、チャフも綺麗に飛ばされるので確かにこれは使いやすい。
浅煎りモードがない(中煎りか深煎りのみ)ので酸味の強いコーヒーがお好みの方には向かないが、それ以外の忙しい人にはお勧め。深煎りすれば地獄のように苦いコーヒーが楽しめる。個人的には中煎りかな

*1:もともとは資金力のない個人や新興メーカーが製品化資金調達のために利用するためのクラウドファンディングだが、最近は資金に問題のない既存メーカーが新商品のマーケティングを兼ねて公募するケースが増えている。購入申し込みが集まれば初期ロット分は確実に捌くことが出来るし、反響が想定した数に届かなければ「売れない製品」と判断して生産を取りやめれば赤字を最小限に抑えることが出来るのでなかなか賢い手法だと思う

北の大三角形の旅(1)2020年2月29日 London

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「北の大三角」とかいって何でまずロンドンよ。
といえば、単純にレイキャビクへの直行便は日本から出ていないので必ずどこかで乗り継ぎが必要ということと、かつ当日内の到着便は自分が払える範囲の航空券では存在しなかったのでやむを得ずまずロンドンで一泊という次第。
初っ端からアクセスの悪さ全開の旅程だが、ただの移動に100万円も費やすわけにはいかないのでコストと利便性のバランスが重要。今回のフライトスケジュールとコストは「自分ツアコンできんじゃね?」という位なかなかのものだと自画自賛。お年寄りにはきついかもね

なお今回の旅はキャッシュレス化の恩恵にあずかり、エアチケットは一社を除き全てeチケット。席も選べるしカウンター行かなくていいしでいいことずくめ。

 

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フライトその1:成田からモスクワ

 

まずは10時間のフライトでおなじみのモスクワはシェレメチェボ空港まで。

貧乏旅慣れテーラー御用達のシェレメチェボ空港だが、アエロフロートもシェレメチェエボ空港もこの25年で別人のように様変わりしたのが感慨深い。初めてシェレメチェボに降りたのは冷戦終結の余韻が未だ漂う1994年だったか、この頃のシェレメチェボはとにかく薄暗くておどろおどろしくておそロシヤ全開だったものだ。

 

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1997年、これでもだいぶ垢ぬけてきた

 アエロフロートのツポレフも古くて椅子がガタガタしてて変な位置にエンジンついてて…というのも今は昔、今日のアエロフロートは機体もボーイングエアバスでサービスも普通に欧州各国のキャリアと変わりなく、シェレメチェボ空港も明るく清潔で快適なごく普通の空港である。

 

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またサービスが進化、機内スリッパはパッキングされて機内食メニュー表まで登場

 

自分としては成田に次ぐ利用回数のシェレメチェボ空港に降り立つと、ロンドン行き便発までの6時間を空港内で過ごす。あちこちうろついていると、ロビーの一角に変なものが出来ているのを発見。

 

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なんだこのおもちゃは。

近寄ってみると、どうやら時間貸しのカプセルホテルらしい

 

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1時間500ルーブル=約750円

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80年代のSF映画のセットのようなだっせえこのカプセルホテル、こんな騒々しいロビーの中で1時間750円払ってここで休みたい人がいるのかなあ。ベンチで休めばいいじゃん。まあ死ぬほど疲れていてとにかく横になりたい人なら需要あるかも

 

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ロンドン行きはターミナルDから

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自国語、英語、中国語。欧州各国大体こんな感じ

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フライトその2:モスクワからロンドン

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モスクワから4時間半でヒースロー空港に到着

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初めてのロンドンだが到着は夜遅く翌朝も早朝の出発なので、ホテル近辺をぶらぶら散歩してマックで夜食を食べた位で早々に就寝。特に感慨もなく、ただホテルの受付でHeathrawをヒートゥローと発音するのを聞いてああ英国だなと思ったくらい。

驚いたのはキャッシュレス経済の進化で、2年ほど前からロンドンバスは完全キャッシュレスで現金NGとのこと。また立ち寄ったマックも同様。この後訪れる各国でも完全キャッシュレスのファストフード店は実に多く、ガラパゴス日本をここでも痛感。なんでファーストフード事情に詳しくなってんだよという理由は後述するが、一言でいえば日本人がますます貧乏になったってこと。金持ち日本なんて遠い過去のまんが日本昔話

 

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ロンドンバスの停留所には

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現金お断りでオイスターカードかクレカのみという表示

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