カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

越南縦断(8)3月4日 フエ8(漁村に立ち寄る)

ラップアンラグーンでの遅い昼食の後。ダナンの街はもうすぐそこにあるが、寄ってしまったらそれなりに時間をかけて見て回ることになるだろうし、そうなると帰路ホーチミン行きのベトジェット便に間に合うか心許なくなってくるので、少しばかり後ろ髪を引かれながらゆるりとフエへと引き返す。

 

前を行くのは同じような身の上の外国人観光客

youtu.be

 

 

いきなり水没した道を渡河


 

些か適当なGrabバイクの運転手が辿った帰路は往路とは少し違うルート。潟に沿った小径を延々と走り名も知らぬ鄙びた漁村にて小休止。運転手が知り合いらしき地元の人間と何やら話し込んでいる間に小波が寄せる長閑としか形容しようのない近辺をほっつき歩いた記憶が結局この旅では最も印象に残っているというのも意外なもの。とはいえ、これまでの旅を遡っても目玉となるような観光地の風景よりもこうした日常の何気ない風景の方が鮮明に思い出されることも多いのが自分の記憶の傾向でもある。

 

 

 

この数時間後にはホーチミン行きのベトジェットの機上の人となる。ホーチミンハノイのような大都市も悪くはないが、もしこの国に数週間という期間で滞在するのであればこのような何の変哲もない長閑な田舎に滞在してみたいものだ。

 

フエ空港はまだ新しい

ベトナムのマックでも抹茶メニューは定着しているようだ