カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

11年目のリニューアル(8)洗面周り⑦ 一月かけて漸く完成

f:id:emash:20200922225643j:plain

電球色照明下での「アヴァロン」の色味はこんな感じ

 

年末から慌ただしかった身辺が漸く落ち着く目途が立ったところで、そういえば洗面リニューアルの完結編を上げていなかったのを思い出して久々に更新。

切って貼って切って貼って切って切って貼ってと無数に繰り返したタイル張り。
貼りも貼ったり総枚数は355枚、うち切断加工は173枚(さっき数え直した)。
ほぼ2枚に1枚は切った貼ったを行ったことになる。張った壁面は三面で上端と下端と両端部分はほぼ要カット、それら以外にも排気ダクトや照明や水道管やコンセントやスイッチなど、現物合わせでカットしなければならない箇所は少なからずあるのだからさもありなん。その他タイルが足りなくなって余りタイルを貼り合わせたりもしているので尚更枚数が増える*1

 

f:id:emash:20200924232127j:plain

排気ダクトはこのように避ける。どうせカラーで隠れるから見てくれはいいのよどうでも

f:id:emash:20201018140206j:plain

サブウェイタイルの目地は黒が多いが、一階は出来るだけ白基調としたいので白目地を選択

f:id:emash:20201018140222j:plain

ステンレス水栓とソープディスペンサー、アルミのスイッチパネルとの相性もばっちり

9月の四連休だけでは到底完成に至らず、在宅勤務の合間に少しずつ工事を続行して10月半ばに漸く完了。心なしか以前より明るく広々とした洗面所に見えるのは施工者の僻目か。総工費およそ50万円が高いか安いか、まあ高いっちゃ高いが、折角苦労して仕上げたのに今後毎朝歯を磨くたびに「あーここんとこケチらなければよかったなあ」と軽く気が滅入る人生を送ることになるのは全く割に合わない。10万円や15万円やそこいらを節約するために本意でない選択をしなくてよかったなあと思いながら今日もしょぼしょぼと顔を洗い歯を磨くのであった。しょぼしょぼ。

 

*1:基本タイルは箱売りなので結構な数の余りが出るのがタイル貼りの常、だが今回の工事においては完全な形で余ったタイルは一枚もない。何というエコ発注