カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

令和のマニハウス

令和四年が明けて早々、Mさんからお誘いを受けS氏と共にマニハウス訪問。
随分久しぶりのような気もするが何度目だろう、三度目か四度目か。少なくとも令和に入ってからは初めてであることは間違いない。
久しぶり過ぎて場所を忘れてしばし道に迷う。随分遅刻して到着したマニハウスの玄関先で待っていてくれたのは何とも奇怪な姿に変り果てた、三日前に降った雪で作られたと思しき雪だるま、の残骸。

 

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どこぞの奇祭のご神体かな?

何年かぶりに訪れたマニハウスの一階はリフォームが行われていて、かつてのMさんの部屋と寝室は中一と中三の姉弟の個室に姿を変えていた。自分の部屋が欲しいお年頃であればこのリフォームはさもありなん。互いの机が互い違いになるように中央に壁が設けられるなどスペースを有効活用した巧みな作り。しかし我が家が完成した年に初めて一家でいらっしゃった頃はまだ年少組だったのがもう今年は高校に上がるという事実に改めて驚く。月日はあっという間に流れる。特に子供のそれは。

お子様二人の幼虫から蝶になったくらいの変貌ぶりを目の当たりにしてつい親戚のおじさん目線で目を細めてしまうが、ふと隣のS氏を見るとやはり目が細くなっていた。同様の心境であったと思われる。

そんな目が細いおじさん二人とMさんと奥様で卓を囲む。23区内であることを忘れさせる木々に囲まれたマニハウスでこのような賑やかな午後を過ごしたのはいつ以来であろうか、居心地の良さにいつもの如くS氏ともどもつい長居をしてしまう。また是非我が家にも遊びに来ていただければと思うが、奥様は猫アレルギーとのことで何とも残念。居候の種族がスフィンクス*1ならよかったのだろうが、こればかりは如何ともしがたい。せめてMさんには奥様の分まで体重5.8kgに成長したデカ女を用いた筋トレに励んでいただければと思う。スーパー高い高いとか猫神輿とか*2

 

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11年の月日が綺麗に流れたマニハウス

 

補遺:マニハウスのアップデートは子供部屋だけではなかった。①玄関ドアにはスマートロックを採用(ナカーマ)②COVID19対策としてペーパータオルを採用(我が家でも検討したものの設置場所がなく見送った案件)

*1:https://www.min-nekozukan.com/sphynx.html

*2:それが何かはお楽しみ