例年であれば賑やかな9月の第一週末、露店が賑やかであるはずの眼下の駐車場は今年もがらんと静かなまま。いつまで自粛が続くものかねえ、という話とは全く関係なく「おすすめ」に出てきたYouTube動画。
3月のお遍路を思い出さずにいられないこの狭隘な山坂道。山岳ステージはこんな道がそこら中にあったからよく無事で走り抜けられたなーと今にして思えば。S氏にご利益ありましたかと聞かれた時には「別に何も」と答えたが、行程を恙無く走破することが出来たのが一番の御利益か。特に往路の名神道ではあわやという目*1に遭ったから、あの場面で奇跡的に何事もなかったのは御利益の前借り*2と考えよう。
それはさておき、先月のエントリで書いた3Dプリンタの家について少し心配になる情報が。
3Dプリンタで製作したコップ。水入れて1週間経ったけど、"水漏れなし"で思いの外、優秀だった。
— しぶちょー (@sibucho_labo) 2022年8月30日
せっかくなので分解して見たところ、インフィル内には水漏れがあった。大体予想通りだけど、これだとだいぶ”不衛生”だね。
基本的に3Dプリンタで食器は作らない方が良い。実感できました。 pic.twitter.com/z3beu5kHUP
射出した樹脂を生クリームのように積み重ねて形成したカップ、見た目は完璧でも防水性は実はいまいちであったと。
3Dプリンタの家で射出されるのはコンクリートだが、こちらは大丈夫か。住宅であれば壁内に鉄筋を通す筈だが、コップのように内部に雨水が漏れてしまうようなことがあればたちまち鉄筋は錆び、いずれRCは爆裂して筐体の強度を大幅に落としてしまう。いかにも汚れが溜まりやすそうな形状であることもあり、まめな外壁コーティングは不可欠であるかもしれない。すると意外にも維持費は結構かかりそうだなあ、という雑感。