カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

終活ことはじめ

どんな人間であってもあのような死に方をすべきではないし、気に入らない主義主張だからといって暴力で排除するのは自殺行為であり許されないこと。どのような妄想を拗らせて生きる資格はないと断じたのか知らないが、あのような行動に及ぶ人間こそ生きている資格はない。

そしてこのような時に嬉々としてヘイトコメントを発する者、あるいは人の死をおもちゃにして陰謀論に興じる者をよく覚えておくことだ。そのような者こそ人間の屑と断じて差し支えない(幸い自分の人間関係の内にはそのような人間の屑はいなかった)。

しかし改めて実感したのは人間いつ死ぬか分からないというあまりにも当たり前の事実。本人にしたところで、今朝靴を履いているときに自分に二度と朝がやってこないことをどうして気づくことが出来ただろう。

100年人生を全うするつもりでいる自分にしたところでいつどうなるか分からない。バイクにもスポーツカーにも乗る自分はそうでない人間より遥かにそのリスクは高いのだ。ということで、それを再確認させてくれた彼の死を無駄にしないためにもゆるゆると終活を始めることとしたい。特に独りではとても生きて行けそうにない居候の譲渡先だけでもきっちりと知らしめておかなければ。