カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

密楽の日々

あの土地は今(港区)

かつて購入を検討した土地を今になって訪れる「あの土地は今」シリーズ、渋谷区(円山町)に続いて所用のついでに再訪したのは港区の都心の土地。我が家の立地も一応は都心と言えなくもないが、これといった繁華街もなく華やかさとは無縁。良く言えば渋い、…

路地裏のイラスト

赤坂の路地裏、何かの什器が収容されていると思しきキャビネットの扉に張られたホワイトボードにマーカーで描かれたイラストは、地下にあるレストランの看板。イラストは不定期で更新される。お店に入ったことはないものの、通りがかるたびに見事だなあと眺…

志のあるところに

以前のエントリでも触れた、文鳥堂書店跡地に開店したかもめブックスの話。こだわりとポリシーがある人が作る店が面白いのは必然。通勤路から面白い店がなくなるのはつまらないので、皆様も神楽坂にお越しの際には是非お立ち寄りを。神楽坂といっても神楽坂…

正解はどっち

小春日和の寒晴れの週末、我が家に久々にS氏とsatosatoのTさんご一家、こちらはお初のLWH001のYさんが見えられて遅い新年会。いや日付的には旧正月※1前の忘年会というべきか、それとも建国祭か※2。ともかく飲みかつ食べる。お招きしたのはこちらなので勿論…

寄り道ポイント復活

この春に惜しまれつつ閉店した神楽坂上の文鳥堂書店。後にはどうせつまらない不動産屋でも入るのだろうと思っていたがしばらくの間空き家状態が続き、漸く10月あたりから何やら改装工事が始まったと思うと、出来上がったのは意外な事にまたも本屋。正確には…

謎が謎を呼ぶ現場

先日のエントリで書いた帰宅途中の工事現場はその後どうなったのか。8月、灼熱の太陽のもと着工したビル建築工事は始まったその途端に何から何まで仕様が変更となり、9月、秋の陽射しに照らされた現場は続行しているのかしないのか、10月、気が付けば建築計…

杉並の家R

去る18日に行われた杉並の家Rの見学会。S氏にお声がけいただいて参加する事にしたのはいいが、当日重なった我が家の工事の準備に手間取ってすっかり出発が遅くなる。さらにバイクで赴いた道中でアクシデントが重なり、お宅の前に到着した時点で終了時間ぎり…

理想の墓石

盆の墓参りで墓石を洗う度に考えるのがメンテが楽な墓の形状について。車を買う時も家を買う時も、買えるかどうかよりその後維持管理していけるかどうかが気になって仕方がない性分としては、汚れのたまりやすい通常の墓石の形はどうも気に入らない。こうい…

靖国

今年も会社帰りに靖国。まあ帰宅ルートでもあるし、親族も祀られている事だし 夜間は閉門 いつも思うのだが、意外に若い人の姿が多い。夜は閉門して境内前には行けないが、門の前で手を合わせては立ち去っていく。戦中派と思しき老人か中年以下。その中間は…

曇りのち雨のち豪雨のち晴れのち豪雨のち晴れのち豪雨のち晴れのち豪雨←イマココ

日本の家に庇は重要 分単位で変わる天気に合わせて鳴いたり鳴き止んだりまた鳴いたりしている蝉も必死だなと

五年目の開花

植樹から四年を経過した我が家のシンボルツリー夏櫨の枝に初めて花がつく実にささやかな。夏のうちに櫨のような紅葉を見せるので夏櫨と名付けられてはいても、実際には櫨がウルシ科なのに対しこれはツツジ科スノキ属、すなわちブルーベリーの仲間。開花後に…

春を食す

春の恒例行事となったどくだみ天ぷら採取場所はもちろん我が家のどくだみ特区。旬の食材を地産地消煮ても焼いても炒めても食べられないどくだみも揚げれば美味しく頂けるこの不思議。恐らくは高熱と油が苦味と臭みを飛ばすのだろう。そういえばこれを食べる…

早朝の耳福

静かな春の週末の早朝、我が家の夏櫨をバックに響き渡る囀りは… さすがに都区内でこれを聞いたのは初めて。まさかこんな街中で!

神楽坂 文鳥堂書店

家を建てて引っ越してきて以来、帰宅途中に度々立ち寄っていた書店。今時にしては珍しく漫画の立ち読みを許していて、入り口では初老の店主が一人でレジを守っている。いかにも紙の匂いがするような、昔ながらの書店らしい書店。ブックストアではなく書店。2…

45年ぶりの大雪の日のメモ

2月8日の東京は戦後三番目となる積雪25cmを記録、現在進行形で記録更新中 遠景 久しぶりのつらら 子供は雪の子夜になってもなお降り積む

実りの秋

米を買うとおまけに稲穂をつけてくれる居候のおやつにちょうど良かったなこれ

レトロすりガラス

古民家を使用した蕎麦屋のトイレのすりガラスが懐かしい柄。於松原庵そういえば昔はこんな感じの模様が入ったすりガラスがあちこちで使われていたような記憶があるが、いつの間にか目にする事もなくなって久しい。ガラスメーカーでもとっくに廃番になってい…

あったか~い始めました

秋の到来を告げる「あったか~い」飲料先月の今頃はまだ灼熱の日々が続いていたのに、あれよあれよという間に肌寒い風が吹くようになるから四季がある国は面白い。通勤着も衣替え。

例祭2013

恒例の夏の終わりの例祭なんか屋台の数が増えてるぞ坂下の駐車場に並んだ屋台の明かりが欅の枝のむこうに垣間見える。うむだいぶ復活してきた二階からはまるで見えない縁日といえばかき氷は外せませんな。さて買いに行こう

対薮蚊最終兵器

水も緑も土も身近にある一戸建ての住人にとって夏場の薮蚊対策は頭が痛い問題。草むしりの時は勿論の事、表で行う自転車やバイクの手入れ、洗車の際にも薮蚊は漏れなく群がってくる。市販の虫除けスプレーは残念ながら大して効かない。タイガーバームは確か…

どくだみ掃討

寝苦しくて早朝に目が醒める。あまりの暑さに二度寝も出来ず眠れないまま外に出てみると、今春から爆発的に増加し伸び放題のどくだみに我が家が完全包囲され、さながらLWDH(ライトウェイトどくだみハウス)の様相を呈している事に気づく。こうなっては風情…

雨あがる

気温35度から嵐のようなスコール、すぐに止んで再び真夏の西日が射しこむ 雨が降っても少しも涼しくならないところがなんとも。蒸し暑い

Tiny Flowers

夏櫨の足元を覆う斑入り薮柑子に花が咲く。それはそれはささやかな関東地方ももう梅雨は明けたな。うん明けた明けた

微かに涼

摂氏三十度まで上昇した気温に70%以上の湿度、そしてほぼ風量ゼロ。梅雨の合間の蒸し暑い日、それでも四方の窓を開け放てば外から家の中を微かに通り抜ける空気で気持ち涼しげに。集合住宅にない一戸建ての利点「全方位の窓」の良さが分かるのはこういう時…

一輪挿してみる

家のドクダミは花ざかりこう咲き誇られるとさすがに食べる気も失せる。ドクダミ畑でつかまえて折角なので一枝を摘み取って室内に持ち込んでみる慎ましやかな花もそれなりにいいものでこうして見るとドクダミはやっぱり「和」だなあ

ぱるつんぎてー

なとぅきたるらちと口ずさみたくなる初夏の一日。古代の同胞とは会話が成立しないな昨秋に枝をすべて落とされ殺風景な姿になってしまった裏の欅にもようやく新緑が噴き上げるように湧き出し、その色も日を追うごとに黄緑から緑に変わりつつある。ここからは…

Have you ever seen the rain?

「晴れた日に降る雨を見たことがあるかい」「教えてくれよ、そんな雨を見たことがあるかい」晴れた日に降る雨どころか土砂降りの天気雨を全身で体感してバイクごとずぶ濡れで帰ってきたところですが、何か。初夏の東京の天候不順さ加減を舐めんなよと

川越・小江戸

の、レトローな街並みもうずっと人大杉秘技・iPhoneパノラマ撮影つらつら眺めて思うに、昔の商家って本当に作りが贅沢だ。こんな家新築で建てようと思ったら幾ら掛かる事か。金の問題ではなく、失伝している技術もあるかもしれない。少なくとも建売屋さんの…

白旗

四月を通して晩の食卓にドクダミ天ぷらが並ぶこと実に六回。調理一回毎に揚げる量は軽く三人前はあろうか。何十枚という量を一回に食す。一千三百万都民の中で今月最も多量のドクダミを食した男、それは恐らく自分だろう。いつ食べるのか?今でしょ!摘む。…

これぞ原チャリ

買い物帰りに通りがかった家の前に一台のナンバー付きママチャリ。え、えええっ!?と二度見三度見。一見してただのママチャリ、しかしその正体は文字通りの原動機付自転車。リアフェンダーの上にガソリンタンク足漕ぎもできるモペッド仕様か。ライトは懐か…