猫のRaggiを見送ってからベッドで宿においてあった観光パンフを広げ、冬季でも種々設定があるレイキャビーク発の半日観光ツアーを検討する。温泉ツアーや洞窟ツアーも捨てがたいが少々予算オーバーなので、よりお手軽なゲイシールとスナイフェルス半島を巡る見学ツアーを選択する。前日の申し込みでも余裕で間に合ってしまうのもオフシーズンのいいところ
ゲイシールの間欠泉で一番大きいのは高さ60mにもなりグレートゲイシールと呼ばれているらしいが、一日三回くらいしか噴かない(しかも当然スケジュールは決まっていない)ので観光客はその周囲にある数分おきに噴き上げる小さな間欠泉に集まる。会えるか会えないか分からない大スターより会いに行ける身近なアイドルに客は集まるよね
バスの出発時間が迫る中、そろそろ噴きそうだなと当たりを付けてスマホ構えていたところで見事な噴出をキャッチ
次はレイキャビークから120kmほど離れたスナイフェル半島へ。入り組んだフィヨルドに注ぐ滝が見どころ
見渡す限り森がない荒涼とした雪景色をレイキャビークまで戻る。木がないのは寒冷な気候のせいかと思ったが、昔は国土のほとんどは森林に覆われていたらしい。しかし入植者が伐採しつくしてしまって何もなくなったと。うーんバカ