カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

身体的フィードバックとは言い得て妙

先日のエントリでつらつらと綴った、「感触に拘って物を選ぶ」話。


自分が感触フェチのように表現したのとほぼ同じことを勝間和代女史は「身体的フィードバック」と表現していて思わず膝を打つ。さすが文筆業を生業とする人は的確な表現が出来るものだと感心することしきり。

 


しかし、「レバレッジ仕事法」を上梓した20年ほど前から「効率化の鬼」のイメージのある勝間女史に自分と同じように雑味を愛する嗜好があったとは実に意外。効率的に移動し、またジム通いの手間を省くために日々の足としてロードバイクを用いていることやかつて大型バイクに乗っていたことも知っているが(そしてあり得ない頻度で転倒し大怪我したことに凝りてバイクを降りたことも知っているが)、もしまたバイクに乗るとしたら電動バイクを選ぶタイプだとばかり思っていた。人は見かけによらない。

それにしてもまた乗ることにしたとは…バイクを降りるまでの経緯をリアルタイムで見ていた身としては大丈夫なのかと他人事ながら心配になる*1。以前は大きさもパワーも彼女の手に余るディアベルに乗っていた筈だが、200kg前後と言っているので今度はもう少しコンパクトで扱いやすいバイクにしたのだろうか…と調べてみたらレブル500とのこと。

なるほど、確かにレブルならシートも低いし出力もマイルド、少なくともディアベルよりは遥かに女性にも扱いやすい筈。しかし懲りない人だねえ(これは誉め言葉)。

 

*1:話を聞いて分かる通り、この人は根本的に乗り物の操縦に向かないのではないかと思うことがしばしば。バイクのブレーキを自転車のブレーキと混同する人など普通はいない