カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

2014-01-01から1年間の記事一覧

中古オープンハウスをやる意味

猛暑の日曜日の昼下がりにS氏とsatosatoのTさんご一家を迎えた我が家。準備不足で大したおもてなしも出来ず恐縮しきりだが、それも気にせず寛いでいただいた(かな?)のに救われる。袖触れ合うも何かの縁とは言いつつ、袖触れ合うだけで分かる嫌な奴っての…

家具の減築

電子化したり捨てたりして四段の本棚の一段分の本を整理した結果、最上段ががら空きに。そうなったらなったで、ぽっかり空いた無駄な空間が気になってくる。もう少し小さな本棚で十分だよねと。自分がお金持ちなら、誂えたところに「いやー本を整理したんで…

6,000km突破そして残すはサドルのみ

テスタロッサ(赤い頭)と命名した我が通勤快速号の走行距離は、搭乗511回目の本日をもって6,000kmを突破。購入から2年と7ヶ月を要したが、まあ99%が通勤限定の用途であればこれくらいかかるのも仕方ない。このままのペースでいけば、再来年の1月には走行1万…

こだわらないことにこだわる?

こだわってるように見えるのか。うーむ実は「こだわり」という言葉は余り好きではない。というか、余りいい印象がない。あくまで自分の印象だが、何か頑なで偏屈な感じがするのだ。視野が狭いというか、これと決め付けて他の選択肢をはなから受け入れないよ…

築四年のオープンハウス

なんだか尋常でなくフィーチャーされているような気がする今日この頃。この家は諸事情により新築時のオープンハウスを行わなかったので、自分が住み始めて中古住宅となっても需要があるのであればオープンするのは吝かではない…と日頃から何となく思ってはい…

過猶不及

蛇の絵に足を書き添えた古人といい、「黒猫」の主人公といい、片山被告といい、やらんでもいい事をして自滅する輩は今昔を問わず後を絶たないものだなあと感心することしきり。最後の事例では江の島で野良猫の首輪に仕込むなんて余計な事をしなければそもそ…

Nine Headed Dragon's Waterfall

早くも夏の暑さが訪れた週末の都内を抜けて九頭龍の瀧へ、夕涼みに車を走らせる。片道二時間のお手頃ドライブ段差がきつい駐車場が二台分しかない九頭龍神社。ご神木は巨大なツイン檜山奥なのに妙にけばけばしい龍がお出迎えゲボボボボボお手頃サイズの瀧は…

五年目の開花

植樹から四年を経過した我が家のシンボルツリー夏櫨の枝に初めて花がつく実にささやかな。夏のうちに櫨のような紅葉を見せるので夏櫨と名付けられてはいても、実際には櫨がウルシ科なのに対しこれはツツジ科スノキ属、すなわちブルーベリーの仲間。開花後に…

そういえば掲載済

R不動産toolboxといえば、昨夏に取付けて貰った壁の「ゾルボンヌ」印のトグルスイッチ。その際に同行したカメラマンの撮った写真が導入事例ページ…ではなく取付交換サービスのページに載っている。一枚だけ我が家のものではない画像が、さてどれでしょう。五…

Paint It Black (Make It Iron)

外構の何の変哲もない水栓を、家に合わせて黒くする。用いたのは塗るだけで鉄の質感が出るという、ドイッチュラント製のアイアン塗料もともとロートアイアンの補修用に使うものらしい。おなじみのR不動産toolbox経由で入手この塗料は水飴のように粘度が高く…

めざせビンテージ

毎年センスが刺さりまくりのブルータスの居住空間学、今年のテーマは「愛用する部屋」。この特集は見るたびに敵わないなあと思わせられるのだが、今号もページを繰ればいい感じに使い込まれた部屋の数々、ああ実に羨ましい。金さえ出せば誰でも手に入れられ…

春を食す

春の恒例行事となったどくだみ天ぷら採取場所はもちろん我が家のどくだみ特区。旬の食材を地産地消煮ても焼いても炒めても食べられないどくだみも揚げれば美味しく頂けるこの不思議。恐らくは高熱と油が苦味と臭みを飛ばすのだろう。そういえばこれを食べる…

コーディネートはこーでねーと

はいオヤジギャグ。四月なのでフレッシュマン向けのコーディネートのいろは。靴とベルトに鞄、腕時計のストラップの色を揃えるのは基本。茶なら茶で、黒なら黒で合わせる。とは言っても腕時計がメタルブレスだからといってロボコップみたいな靴を履く必要は…

再掲 LWH

このブログのトラフィックの大半はS氏のブログからなのでここで告知する事に余り意味があるとも思えないが、S氏のライフワーク「小さな家LWH」がリデザインされて一新された。プラン販売を念頭においたのであろう、如何様にもアレンジできるベースとして基本…

早朝の耳福

静かな春の週末の早朝、我が家の夏櫨をバックに響き渡る囀りは… さすがに都区内でこれを聞いたのは初めて。まさかこんな街中で!

神楽坂 文鳥堂書店

家を建てて引っ越してきて以来、帰宅途中に度々立ち寄っていた書店。今時にしては珍しく漫画の立ち読みを許していて、入り口では初老の店主が一人でレジを守っている。いかにも紙の匂いがするような、昔ながらの書店らしい書店。ブックストアではなく書店。2…

お花見通勤

いつもの通勤経路の各所で桜が出迎えてくれるこの時期、お花見通勤は自転車通勤者に一年のうち一週間だけ許された贅沢。神田川防衛省市ヶ谷これも来週にはあらかた散ってしまうのだから儚いもの紀友則ならずとも勿体無いと思うのを止められない(英語的表現…

ウォール・ローゼ設置

どくだみと言えど我が家の彩の一部であれば完全に根絶やしにするのも可哀相。てんぷらも食べたいし。という訳でどくだみ特区に設定した土地の一角。駆除対象の区域とは基礎コンクリートで区切られているので特区とするには都合がいい場所なのだが、もう一方…

進撃のどくだみ

冬の寒さの憂さを晴らすように草木が一斉に芽吹く春、それは冬の間地中に雌伏していたどくだみが復活の狼煙を上げる季節でもある。どくだみ特区として手をつけなかった一角を除いて昨年の夏に駆除しつくしたと思っていた我が家でもその例に漏れず、一掃した…

家買ったんだって?

家を建ててしばらくは↑この言葉への違和感が相当あって、始めのうちは律儀に「いえ建てたんです」と訂正していたような気がする。そのうち適当に合わせる様になったが。家を買うと作るの違いについてはS氏も意見を述べられているが、何となく言いたい事は分…

まだ間に合う

本日限定!レッツ検索

余った床板の有効活用 (2)ベッド天板を作ろう(了)

昨年末のロフト床張り工事で大量に余った檜板。箱の上ねただ捨てるのも勿体無いという事で、まずはバイクのパーツを収納する木箱を拵えて活用。最後に残った板をどうしよう。そうだベッド天板を作ろう。収納スペースが殆どないLWHにおいてはベッド下も貴重な…

新しい旅の相棒Df

8年ぶりだか9年ぶりだか、実に久しぶりにカメラを新調。同時に全域でF1.4という超明るい35mm単焦点レンズを購入。噂には聞いていたがF1.4のボケはすさまじく、例えば距離1m程度で苔を撮るとフォーカスの前も後ろもブワーッとぼける。ポートレートは最強だろ…

危険な国ニッポン

いやー帰国早々死ぬところだった。危ない危ない雨の夜の交差点、信号無視ノーブレーキで突っ込んできた暴走タクシーを闘牛士よろしく間一髪でかわす。ありゃ反射神経が鈍かったら完全にアウトだね。ブログ強制終了。自分が女子でも年寄りでも子供でも今頃冷…

漂泊の思ひやまず2014

ソチオリンピックも終盤。順位だけ見れば落胆すべき結果に終わった彼女は、しかしそのあまりにもドラマチックな幕切れによって却って永く語り継がれる存在になるかもしれない。と思う。アメリカWC決勝で最後にPKを外したバッジョのように。「レジェンド」を…

死に至る想像力の欠如

(自称)D社現役社員による内部リーク。情報の出処が2ちゃんであるところが怪しいが、このメーカーは「デザインやカラーリングに凝っているが安物の折り畳み自転車を通販専業で売っているキワモノメーカー」として自転車に乗る人間には認知されている。一部…

45年ぶりの大雪の日のメモ

2月8日の東京は戦後三番目となる積雪25cmを記録、現在進行形で記録更新中 遠景 久しぶりのつらら 子供は雪の子夜になってもなお降り積む

余った床板の有効活用 (1)箱を作ろう

工事の途中で尽きても困るので、資材は多めに用意するのが普通。例に漏れず、我が家のロフト床張り工事の終了後にも結構な量の檜板が余った。檜の下にはあるのは家を建てた際に余ったウォルナット。手付かずなのが二箱分、これもどうすんだ普通は粗大ごみで…

床張り工事メモ(4)(了)

完成まで延べ八日間、作業時間にして五十時間以上を費やしたロフトの床張り工事、いったい何がそんなにハードだったのか。そしてなぜそんなに時間がかかったのか。今回床に張った檜板は、本来であれば壁や天井に張る板材で、長さこそ2mあるものの幅9cm厚さは…

床張り工事メモ(3)

檜板をすべて張り終えたロフト(小屋裏収納)で壁の灯りをぼーっと眺めつつ休息。日を改めて次の週末。張り終えたばかりの檜に匠の塗油を刷り込んでから最後の仕上げは開口部の処理。辺縁部が床板切りっぱなしのままでは見た目がよろしくないし、何かと擦れ…