カサエゴ

Casa Egoista (定員一名の小さな家)

Motor Life

SMGs:持続可能な維持目標

日頃よく見るYouTube動画の中に「一生声変わり中」でおなじみのモータージャーナリストウナ丼氏のチャンネルがあるが、氏の愛車であるメキシコ製ビートル*1が先日走行中の突然のブレーキトラブルでレッカーされたという。 一番新しい年式でも18年落ちの中古…

遍路あれこれ

立ち寄った土産屋のおやじの弁によればコロナ禍の影響により平年よりかなり遍路者は少なかったらしいのだが、それでも遍路の過程で多様な種類の遍路を見かけた。 歩き遍路遍路の王道は勿論1200㎞を踏破する歩き遍路に違いないが、普通の社会人に一か月半もの…

さすらおう この四国中を

www.youtube.com 「さすらいもしないで このまま死なねえぞ」仰る通りですね民生さん 難所の一つ12番札所焼山寺。なお笠はこの翌日バラバラに崩壊 行く先々で満開の菜の花に出迎えられる幸先のいい旅路、 室戸岬に昇る朝日を左手に見ながら走り、 足摺岬で暑…

白沢峠の廃トラックを探す

山梨は甲州市の山奥深く、白沢峠と呼ばれるところにどこから来たのか謎の廃トラックがあると噂に聞き、なかなかにエモい様子の画像など目にするにつけ、これは是非この目で確かめに行かねばと捜索に乗り出した11月の週末。 誰かが登録したらしきGoogleマップ…

23区最後のフロンティア

古いものに味を認めるのは家ばかりではない。使い込んだ古い機械、特に内燃機関にも得も言われぬ味があるものだ。今後ガソリン車に取って代わると言われている電気自動車にもそれはあるのだろうか、少なくとも通電すれば回転するだけの単純にして無味乾燥な…

全てを手元に置く十輪生活

自動車が一台、自転車が一台、バイクが二台、合計で十輪。 我が家に移り住むと同時に設置したシェルターに自動車を収め、ポーチにバイクを収め、その後加わった自転車もポーチ内に設置したポストに吊り下げ、という具合で八輪生活を送っていたが、その後に加…

感触にこだわるライフハック

折角のワクチンも時既に遅し(ていうか何で大都市優先にしないの?)で無観客開催となった東京オリンピック、街で外国人観光客を見かけることもないので我が街でオリンピックが開催されている実感は全くない。車で街中を流すと行く先々で道路が封鎖されてい…

いいものと好きなものは違う話

今年に入って乗り換えた一台。 GW休業のスーパーレーサー前 なお先代はこちら 七五三の氷川神社前 いや全然違いますね。 先代バイク、購入当初は満足度が高かった。メーカー肝煎りの最新機種はパワフルで電子制御てんこ盛り、風を遮るウィンドシールドのおか…

コロナ自粛明けの弾丸朝食ツアー

我が家の抵当権を抹消出来たところで、若干自由になった資金を元に手に入れたのは新たな遠出用の相棒。故障続きの20年来の相棒をこれまでのように遠出で酷使するのは憚られるためだが、もう一つの理由としては身体が動くうちに大きいバイクに乗っておこうと…

やんごとなき御方のやんごとなき御車も

やんごとなき事情によりとっくに寿命、と。はいここで「やんごとなき」という単語の二つの意味を使用しました 1990年に購入したロールスロイスはパーツが手に入らず修理不可で2007年に廃車とあるが、事実であれば4,000万円もの大枚を叩いて誰もが認める世界…

維持できないからという理由でフロイスが献上した置時計を返した信長の気持ちはよく分かる

ヲタの拘りとして前回のエントリに突っ込まれる前に補足しておくと、4m前後の全長で後輪駆動のMT車は他にもあるにはある。小さいスポーツカーに目がない身としては、その辺をほじくり返せばいろいろ出てくるのは知っている。 スポーツカーの本場たる英国には…

寿命の到来

序一 家の寿命とは 家の寿命は実際のところどれくらいだろうか。資産評価としては木造は20年、RCでも50年を経過した時点で一円の価値もないと評価されるが、それは住まいとしての寿命を指すものでないことは言うまでもない。本来の意味での家の寿命、すなわ…

はてブロにお引越し

Bloggerから引っ越しました 少しばかり面倒くさかったものの無事引越し完了。教訓、FC2は使えない。笑

日帰りフランスロールの巻

基本的に夏場は一切車に乗らないのだが、それでも機械ものであれば調子を維持するために毎夏一回は運転するようにしている。今月の三連休を利用して大汗をかきながらメンテナンスドライブに繰り出した先は福島市のロマンドーロール本店。21世紀初めに一世を…

外れ続ける天気予報と廃車の足音

いやーへっぽこ天気予報にまたしてもやられた今晩のワークアウト。降水確率20%をあてにして出発してまもなく降り始めた横殴りの雨は最後まで続き、パンツまでずぶ濡れになって帰宅して再度天気予報を確認しても変わらず「20%」のままなのには呆れるばかり。2…

折り返し地点でセンスについて考える

気まぐれに始めた週間100kmライドだが、始めてみると途切れさせるのは惜しくなるもので、せめて今月ひと月くらいは貫徹しようと決める。週間100㎞、月間400㎞。7月の三分の二を経過して未だペースをキープ。天気予報によれば今週の木金は終日雨なので水曜日…

小さい車は面白い。小さくて速い車はもっと面白い。

ビートルのRRレイアウト 先日ディスった豪華なリフォーム事例の数々、よくよく見たらこのメーカーは高級さを売りにしたハイエンドメーカーらしいので、これはこれでお金持ち訴求に特化したサイトとして方向性は正しいな。ていうか唸るほど金持ってる施主は古…

近所で見かけた珍名車アルバム(2)アルファSZ(ES30)

またしても深夜のラーメン屋前で見かけた珍名車。今度はアルファSZ。90年代以降のアルファロメオはプラットフォームをフィアットと共通化し、新モデル155(チェントチンクアンタチンクエ)もティーポのシャーシを用いて生産された。エンジンもアルファ伝統の…

近所で見かけた珍名車アルバム(1)アルピーヌA610

家の近所の通りのラーメン屋前で見かけた往年の名車。あな珍しやこの個体のボディカラーはスカラベ。渋いラリーで活躍したA110、葛城ミサトの愛車として知られているA310、その後継のV6ターボを経た最終形で(今のところ)アルピーヌとして生産された最後の…

順番の整理をしておこう

給与所得者の唯一いいところは(ある程度)安定継続収入を見込めるところで、突然収入が途絶える恐れも(あまり)ない代わりに突然増加する可能性もほぼない。つまり家づくりに充てられる予算も毎年ほぼ枠が決まっており、したがって今後も毎月の収入から借…

冬のグランドツーリング

徳大寺有恒の持ち味はエッセイにあり。これも面白い 波蘭の旅から二年、今年の冬もまた休暇を取得して旅に出たかったのだが諸々の事情で冬休み取得は叶わず。まあ環境が変わったばかりでいきなり長期休暇を取得するのも、今後の自分の立場への影響を考えれば…

東北GT(6)米沢未着で完

次の目的地の上杉神社と上杉家廟所がある米沢へは遠野から約270km。高速道を乗り継いで約4時間の道程だが、東京からむつまでを一日で走破した身には最早どうという事のない距離。一気に走り抜いて…走り抜く筈が思わぬところで頓挫。東北道を走る事二時間余り…

東北GT(5)遠野2

バケツをひっくり返したような大雨に見舞われたのは呼ばれ石の祟りか、翌朝になっても雨の勢いは衰えず。この日の宿の駐車場が屋根つきであったのは全くの偶然だが思わぬ僥倖。後付のハードトップは上から横から容易に雨が浸入するので、青空駐車であったな…

東北GT(4)遠野1

カミ(神ではない)の存在は信じていても妖怪は御伽噺の中だけの存在と決めつける人が多いのはなぜだろう。天狗が山のカミでもあると同時に妖怪でもあるように、また河童が妖怪であると同時に川のカミでもあるように、突き詰めて考えればいずれも超自然的な…

東北GT(3)平泉

秋田から再び太平洋側へ280kmほど走れば平泉。岩手は高速道や新幹線でスルーしたことはあっても足を踏み入れるのはこれが初。平泉といえば奥州藤原氏三代プラス1の亡骸が安置されている金色堂。金色堂を擁する中尊寺の開山は850年で祖は慈覚大師…円仁?この…

東北GT(2)入道崎・真山

東京からむつ市までおよそ800kmの距離を一日で走破してしまうと距離に対する感覚が狂ってきて、「400km?そんなに遠くないね」みたいに捉えてしまうのが恐ろしい。第一目的である恐山参りは早々に達成してしまったので残りのプランは割と適当。弘前城は改修…

東北GT(1)恐山

所有している車にはエアコンがついていない(つけられない)上にシート真後ろにラジエーターがある為、真夏のドライブは室温が40度近くまで達してしまう。車自体はオーバーヒートとは無縁だがドライバーがオーバーヒートになってしまい大変危険で、必然的に…

Bad Day

漸く修理が上がった車を引き取りに行った帰路、10kmばかり進んだところでエンジンストップ。セルの力だけで何とか路肩に寄せ、通り過ぎる車に罵声を浴びながらショップに電話しエンジンルームを覗き込むも埒が明かず、そうこうしている内に何とかエンジンが…

エコは嫌いじゃないがエコエコいう連中の胡散臭さが嫌い

こんなキャンペーンを見つけたのでとりあえずポチッとな。これで状況が変わるとも思えないけど、この程度なら金も手間もかからないしまあいいか。しかし気に入らないね。環境保護という誰も反論しようも無い正論を名目に見当違いな税金を毟り取ろうというゲ…

懲罰強化

今年の自動車税から懲罰的重課が強化され、10%増しから15%増しに。 古い車持ってる事は環境に悪いから罰として税を重くします、環境にいい新車を買ったらご褒美に税を軽減しますという、エコの皮をかぶった官民グルの買い替え促進施策。 車も家も、古…